コーラルプリンセス　そろそろ決めたい

今週は土日合わせて14鞍に騎乗します。

ニシノホライゾン（土曜３Ｒ）は今回は昇級初戦になります。中山の方が良さそうですしここは試金石ですね。

ノーエクスキューズ（土曜５Ｒ）は昨年秋に調教で乗ったことがあります。能力はあると思うので、あとは気性だけ。気性面が成長していれば。

ロサグラウカ（土曜11Ｒ）は前走も折り合いはギリギリですし、距離はやってみないとわかりませんが、軽ハンデを生かしてがんばりたいですね。
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グレイトホーン（日曜５Ｒ）は自己条件なら足りていいと思いますが、今回は追い切り本数が少ないですからね。その辺がどうかですね。

ジェイケイエース（日曜６Ｒ）は前走のように勝ちにいく競馬よりも、じっくり行った方がいいですね。展開ひとつでチャンスはあると思っています。

ミトロジー（日曜７Ｒ）は少しうるさい面があるので、気性的なものが改善してほしいところではありますが、前走左回りでも気になりませんでしたし、能力はありますからね。当日の気配次第です。

コーラルプリンセス（日曜12Ｒ）はいつも通りゲートだけ。スタートが決まれば今回も頑張ってくれると思いますし、そろそろ決めたいですね。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
２Ｒボントンルレ ☆
直線で差は詰めるが、ワンパンチ足りない競馬続き。現状では展開の助けが必要か。距離延長で前走２着と変わり身を見せたショウナンアクアとレオファイナリスト、使いつつ動きが良くなっているスウィングが上位候補か。

３Ｒニシノホライゾン ☆☆
大きく崩れたのは逃げる形になった３走前６着だけで、相手なりに走れそうなタイプ。前走の勝ち時計は優秀。使いつつ体が絞れてきたのも好材料で、昇級でも差のない競馬ができそう。競馬センス抜群のブランクチェック、昇級初戦の前走で３着といきなりメドを立てたテンサイドカップ、決め手上位のスズカコーズマンボが強敵か。

５Ｒノーエクスキューズ ☆☆☆
前走はハイレベルの新馬戦で、直線で躓く不利がありながらも４着と好走。エンジンのかかりが遅く広い東京は魅力。仕上がりも良く、今の未勝利なら上位争い可能。４戦して２着３回と力量上位のスピードオブラブ、長くいい脚を使うクロノメーター、末脚堅実なダイワミラクルが強敵か。


６Ｒショウナンマルーン ☆☆☆
乗り込み本数は少ないが、最終追い切りでは併せ馬で楽に先着し仕上がりは良好。初戦から上位食い込みが期待できそう。栗東坂路で水準以上の時計をマークしているワーウルフ、一追い毎に動きが良くなっているダンレアリー、乗り込み十分で好仕上がりのエンドレスレインが強敵か。

７Ｒフジノタカネ ☆☆
もう一押しが鍵になるが、末脚は堅実で近走も着差は僅か。大型馬で叩いた上積みが見込め、展開ひとつで上位食い込みがあっても。東京巧者のポップアップスター、３戦連続で２着のグラデュエイト、距離短縮は好材料のナイスプリンセスが上位候補か。

８Ｒカンバラ ☆☆
前走は早め先頭からそのまま押し切る好騎乗。スローペースの瞬発力勝負では分が悪いが、スタミナを生かせる展開なら粘り込みがあっても。東京替わりは好材料のフローズンスタイル、競馬センスが良いアメリカンシード、自己条件なら力量上位のジュラペッシュが上位候補か。

９Ｒランバージャック ☆
追い込み一辺倒の脚質で近走成績も一息。現状では展開が向かないと…。休み明けも好仕上がりのスコッチリール、堅実なセイヴァリアント、前走の末脚が目立っていたテイエムグッドマンが上位候補か。

10Ｒアイファーキングズ ☆☆☆
前走は好位追走から渋太く脚を使い、好時計で２勝クラスを卒業。元々、大崩れが少なく相手なりに走れそうなタイプ。昇級でも上位食い込み可能。長くいい脚を使えるマスターフェンサー、ダートではまだ底を見せていないウラノメトリア、東京替わりは好材料のフォースラインが強敵か。

11Ｒロサグラウカ ☆☆
５走前が好内容で、後に重賞で２着するウラヌスチャームと同タイムの２着で、その時の３着馬が後に福島記念を制するクレッシェンドラヴ。そういう対戦比較からここでも十分通用する下地はあり、軽ハンデを生かして粘り込みがあっても。好仕上がりのバレリオ、前走快勝のタガノディアマンテ、ハンデ重賞なら力は通用するオセアグレイトが上位候補か。

日曜日
５Ｒグレイトホーン ☆☆
未勝利勝ちの時計は優秀で、自己条件なら実力上位。乗り込み本数が少なく幾らか急仕上げだが、地力の高さで食い込みがあっても。叩いて動きが良くなったアオイクレアトール、渋太く脚を使うオーロラフラッシュ。直線の長いコースは合うエンジェルサークルが上位候補か。

６Ｒジェイケイエース ☆☆☆
好位から楽に抜け出し好時計で未勝利を勝った内容が上々。展開に左右される脚質ではあるが、末脚は堅実なタイプで上位食い込み可能。距離延長は歓迎のデストロイ、決め手上位のエグジットラック、実績上位のスタンサンセイが強敵か。

７Ｒミトロジー ☆☆☆☆
立て直した効果か前走は行きっぷりが良く、好位追走から２着と復調示す好内容。叩いた上積みも見込め、今回も上位争い可能。安定感があるミスマリア、前走は脚を余したペルソナデザイン、前走は出遅れが応えたカナロアガールが強敵か。

８Ｒアーチキング ☆☆
近走成績は一息だが、過去に東京コースで現級好走歴あり。脚の使い所が鍵になるが、一瞬の鋭い脚をうまく生かせれば上位食い込みがあっても。２戦連続で２着のコーカス、左回りは安定しているジャストアジゴロ、休み明けだが動きが良く好仕上がりのクラサーヴィツァが上位候補か。

12Ｒコーラルプリンセス ☆☆☆☆
近走ダート路線変更後は安定した成績で、近２走ともに僅差の２着。今回も課題のスタートさえクリアできれば上位争い可能。前走はスタートで挟まる不利があったアイアムハヤスギル、末脚堅実なオルクリスト、安定しているドウドウキリシマが強敵か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。