今週の丸山元気!

ココロノトウダイ 期待の方が大きい

[ 2020年2月15日 17:29 ]

今週は土日合わせて17鞍に騎乗します。

タイキグロワール(土曜3R)はいいモノは持っているとおもいます。初戦はまだこれからの馬かなという印象でした。中間追い切りに乗っていないので状態はわかりませんが、一息入れて良くなっていればもっとやれていいと思います。

アイスシェルフ(土曜4R)は冬場で少し重いですけど、動き自体は良かったと思います。ダートは良いと思いますし、変わってほしいですね。

オフウィドゥス(土曜7R)は前走ダートでもやれると思いましたが、案外でした。デビュー戦の時から乗らせていただいて凄くいい馬という印象がありますし、芝に戻して変わり身を期待したいところです。

ホウオウモントレー(土曜8R)は終いスムーズに外に出して、あとは展開が向くかどうかですね。

ヨシノパナギア(日曜1R)の前走は終いいい脚を使ってくれましたからね。今回もタメていって、どこまでやれるかです。

アルジョンブラン(日曜2R)は歩様が硬い馬で前走はダッシュがつきませんでしたが、走らせれば問題ありませんでした。最後は凄い脚を使ってくれて能力を見せてくれましたし、直線の長い東京なら楽しみです。

ロフティフレーズ(日曜9R)は前走内枠でスムーズな競馬ができましたからね。昇級でどこまでやれるか、試金石ですね。

ココロノトウダイ(日曜11R)は休み明けのぶん少し重い感じはありますが、一追い毎に良くなっていますし、今週の追い切りで態勢は整うと思います。現時点では右回りの方がいいと思いますが、この先のことを考えると左回りもこなしてほしいですし、週末雨が降って馬場が悪くなったとしても大丈夫。このメンバーでどこまで走れるかですけど、期待の方が大きいですね。

パルマリア(日曜12R)はノドの関係で出世が遅れていますが、凄いいい馬でまともなら重賞でも勝ち負けしていいくらいの馬。そういう馬なので、乾燥するより少し雨が降った方がいいと思いますし、2勝クラスでも足りると思います。


今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rドリームロマン ☆
ここまで3戦しているが、8着が最高着順。もう少し力を付けないと上位争いまでは…。ハイレベルの新馬戦で3着だったメジャーブレイク、器用さ一息で東京替わりは好材料のタイタンブレイン、渋太さがあり距離延長は歓迎のミヤビキングが上位候補か。

3Rタイキグロワール ☆☆
前走は9着に終わったが、好位で運べるセンスの良さは示した一戦。一叩きして最終追い切りの動きは上々。ブリンカー効果も見込め、上位食い込みがあっても。好仕上がりのサトノアレックス、渋太さがあり成績が安定しているヒロキング、東京替わりは好材料のセイユメアカリが上位候補か。

4Rアイスシェルフ ☆☆☆
兄3頭が全てダートで勝っているように、ダート替りは大歓迎の血統背景。一叩きされて調教の動きも良くなっており、変わる可能性は十分。前走上々の粘りを見せたラブリーエンジェル、前走タイム差なしの3着だったテーオーケインズ、前走楽勝で勝ち時計も優秀だったダノンファストが強敵か。

7Rオフウィドゥス ☆☆☆
丸山騎手が能力を高く評価。前走はダートが合わなかったのか13着に大敗したが、芝に戻れば変わる可能性十分。立て直した前走で2着と好走したヘイワノツカイ、安定感があるレッドヴァール、末脚堅実なダイイチターミナルが強敵か。

8Rホウオウモントレー ☆☆
展開に左右される面はあるが、末脚はしっかり。前走は前が止まらない脚抜きのいいダートが応えた印象だが、良馬場なら展開ひとつで食い込みがあっても。末脚堅実なアンジェリーブルとアテンフェアリー、立て直して好仕上がりのグレイスアンが上位候補か。

9Rシーオブザムーン ☆☆☆
展開が向いたとはいえ、前走はいい瞬発力を見せ勝ち時計も優秀。直線の長い東京ならコース替りも問題なく、昇級でも差のない競馬ができそう。東京替わりは好材料のシングフォーユー、前走は道悪が応えたアストラサンタン、立て直した効果で調教の動きが良くなったクリッパーが強敵か。

12Rキョウエイオビエド ☆
2走前の1勝クラス勝ちは、若手騎手戦でメンバーに恵まれた印象。昇級初戦の前走も15着と敗れており、現状ではクラス慣れが必要か。昇級でも相手なりに走れそうなプタハ、東京コースは相性が良いトラストロン、決め手非凡なミスパイロが上位候補か。

日曜日
1Rヨシノパナギア ☆☆
前走は先行有利な流れだったが、後方から見所のある末脚を使い4着。前半じっくりタメる競馬が合っている印象で、直線の長い東京なら上位食い込みがあっても。大型馬で叩いた上積み十分のブルーミスト、2戦連続で2着のバーグマン、前走初ダートでタイム差なしの3着と変わり身を見せたマッチャパフェが上位候補か。

2Rアルジョンブラン ☆☆☆☆
スタートでダッシュがつかず後方からになったが、1頭だけ次元の違う末脚を使い3着。叩いた効果で調教の動きも良くなり、直線の長い東京なら上位争い必至。堅実なスターファイター、距離延長は魅力のサンドストーム、渋太さがあるダウラギリが強敵か。

3Rシェクロエ ☆
新馬戦2着や未勝利でも3着2回があるが、近2走がともに二桁着順で競馬内容も一息。初ダートでどこまで変わるかだが…。末脚鋭く直線の長い東京は合いそうなリアンフィーユ、距離短縮は好材料のナーシサステソーロ、叩いて動きが良くなったパラスアテナが上位候補か。

4Rヤギリエピファクン ☆
併せ馬中心に乗り込んではいるが、調教時計は平凡。使いつつ良くなってからか。再仕上げになるが乗り込み十分で最終追い切りも上々のアキノスマート、一追い毎に動きが良くなっているアントルドゥメール、乗り込み量は少ないが栗東坂路で軽快な動きを見せているレーシングマインドが上位候補か。

5Rフェアリーグルーヴ ☆☆
前走は前残りの展開だったが、後方追走からゴール前の伸びは見所あり。直線の長い東京の方が持ち味が生きそうな印象で、今回のやや低調なメンバー構成なら上位食い込みがあっても。好仕上がりで素質も高いアンティシペイト、前走は幼い面を見せたぶん4着だったアールブリッツ、前走は道悪が応えたスノージュエリーが上位候補か。

6Rコウソクスピード ☆☆☆
前走はダートで勝ったが、新馬戦では芝で2着と好走しており、芝でも問題なし。前々で運べるセンスの良さがあり、今の内が残りやすい東京の馬場なら、渋太さを生かして粘り込みがあっても。前走の末脚に見所があったコスモカルナック、好仕上がりのグランチェイサー、立て直した効果で強い調教に耐えられるようになったモーベットが強敵か。

9Rロフティフレーズ ☆
前走は内枠でロスなく立ち回り2勝クラスを卒業。枠や展開に左右される面があり、今回
は昇級初戦で相手も強化。どこまでやれるか試金石か。ハイレベルの前走で3着だったリンディーホップ、秋華賞以来になるが自己条件なら素質上位のサトノダムゼル、長くいい脚を使えるエリティエールが上位候補か。

10Rロードグラディオ ☆☆
前走は初めての1400メートルだったが、中団追走から直線で鋭い末脚を使い1着。勝ち時計も上々で、1400メートルならオープン特別でも差のない競馬ができそう。4連勝中のラプタス、決め手非凡なドリュウ、渋太さ十分のジャスパープリンスが上位候補か。

11Rココロノトウダイ ☆☆☆
3戦全てメンバー最速の上がりを使っているように、長くいい脚を使うタイプ。コメントでは右回りの方がスムーズとのことだが、左回りの新潟で未勝利を勝った実績があり、展開ひとつで上位食い込み可能。3戦ともに楽勝のマイラプソディ、東京替わりは好材料のビターエンダー、好馬体で素質高いフィリオアレグロが強敵か。

12Rパルマリア ☆☆☆☆☆

まだキャリアが浅いが、現オープン馬アルーシャを負かして新馬勝ちした実績など、素質は非常に高い。前走も遅いペースを考えると3馬身差は大楽勝で、昇級でも勝ち負けが期待できそう。末脚切れるニシノカツナリ、前走は直線で不利があったステイオンザトップ、好仕上がりで東京替わりも歓迎のサトノフォースが強敵か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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