今週の丸山元気!

アースドラゴン 1600に対応できれば

[ 2019年8月31日 18:26 ]

今週は土曜札幌、日曜新潟で合わせて13鞍に騎乗します。

コンドゥクシオン(土曜11R)の初戦は緩さがありましたし、抜け出してからもフワフワするようなところがありましたが、それでも勝ちましたからね。まだ今ではなくこれからの馬ですが、能力は高いですし、2戦目で良くなっていれば重賞でも頑張ってくれるんじゃないかなと思っています。

ユイノムサシ(日曜2R)は以前よりも成長していましたし、前走よく粘っていました。スタート次第ですけど、今回も前々で運んでどこまで頑張ってくれるかですね。

アカンダナパワー(日曜4R)は終いは脚を使ってくれますが、今回はあまり実績のない左回りが鍵になりますね。

アースドラゴン(日曜6R)はこの馬なりに順調にきていますよ。近走もしっかり脚を使ってくれていますし、あとは1600に対応できれば。

今週も応援をよろしくお願いします。


◎山崎の見解
土曜日
5Rアイスシェルフ ☆☆☆
 速い時計は出していないが、入念に乗り込まれ最終追い切りでも古馬相手に楽に併入。仕上がりは良く、初戦から上位争いできても。一追い毎に良化を示しているダノンオスカル、好馬体のオーロラフラッシュ、最終追い切りの動きが良かったテイストオブハニーが強敵か。

7Rラヴノット ☆
 ダートに戻るのは好材料だが、近走成績が一息。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。前走2着と昇級初戦でいきなりメドを立てたタイトロープウィン、前走控える競馬で見所ある勝ち方だったゴーインピース、前走は出遅れが響いたカグラヒメが上位候補か。

9Rサミットプッシュ ☆☆
 今回と同じ札幌ダート1700で未勝利勝ち。近走は長距離中心に使われているが、1700でも問題なく、展開ひとつで上位食い込み可能。初ダートで前走3着と変わり身を見せたヒラソール、前走は厳しい展開だったブロッコリー、休み明けも好仕上がりのペプチドバンブーが上位候補か。

11Rコンドゥクシオン ☆☆
 前走は2番手から直線で抜け出すセンス光る勝ち方。道悪で勝ったように力のいる洋芝は合っていそうな印象があり、相手は揃ったが差のない競馬ができそう。素質高いダーリントンホール、前走レコード勝ちのゴルコンダ、叩いた上積み十分のアールクインダムが上位候補か。

12Rキングラディウス ☆
 今回はダートへの出走が叶わず芝2000へ。芝実績が乏しく上位争いまでは…。2戦連続で2着のサンシロウ、長くいい脚を使えるターフェルムジーク、近2走安定しているフリージングレインが上位候補か。


日曜日
2Rユイノムサシ ☆☆☆
 休み明けのぶん最後は甘くなったが、前走はマイペースで運んで3着と上々の内容。叩いた上積みが見込め、今回も上位争い可能。前走は脚を余したロジポルカ、前走の末脚が目立っていたジュエルインザサン、叩いて調教の動きが良くなったドーバーテソーロが強敵か。

4Rアカンダナパワー ☆☆
 他力本願な面は残るが、末脚は堅実で3戦連続でメンバー最速の上がり。実績のない左回りが鍵になるが、展開次第では食い込みがあっても。前走上々の粘りを見せたイッツザファースト、距離短縮で前走変わり身を見せたアペタイザー、減量騎手起用でもうひと押しを狙うエコロトムが上位候補か。

5Rチアチアクラシカ ☆☆☆
 入念に乗り込まれて仕上がりは良く、最終追い切りでは古馬相手に併入と動きは水準以上。初戦から上位食い込み可能。中間好時計をマークし動き目立つショウナンサモン、軽快なフットワークで馬体も良いロードエクスプレス、仕上がり良く気性も初戦向きのネバーランドが強敵か。

6Rアースドラゴン ☆☆☆☆
 終いは堅実で前走もタイム差なしの2着。新潟外回りは合っている印象で、最後の3歳未勝利戦で決めたいところか。いい決め手を持っているパラレルキャリア、渋太さがあるアディクション、初出走になるが最終追い切りで上々の動きを見せたデナーダーが強敵か。

7Rモンツァ ☆☆☆
 今回が初ダートになるが、調教は動くタイプで、ロードカナロア産駒なら血統的にもむしろ歓迎。芝では惜しい競馬が続いていたが、ダートでもうひと押し利く可能性も。長期休養明けになるが素質高いコンフィデンス、長くいい脚を使えるユイノチョッパー、マイペースなら渋太いフラッグアドミラルが強敵か。

9Rレッドエレノア ☆
 2勝クラスではメドが立っていない現状。初めての1200でどこまで変わるかだが…。前走好時計で1勝クラスを勝ち上がったマラードザレコード、終い堅実なトラストロン、近走安定しているスズカグラーテが上位候補か。

11Rアクート ☆☆
 速い上がり勝負に強いタイプで、全4勝中3勝を新潟外回りで挙げているように条件はベスト。54キロの軽ハンデなら展開ひとつで上位食い込み可能。前走重賞を制覇し完全復調のレイエンダ、渋太さがあるブラックスピネル、相手なりで大崩れが少ないサトノキングダムが上位候補か。

12Rウインアイルビータ ☆☆☆
 近2走2、1着が示す通り、直線競馬の適性は高い。放牧明けになるが乗り込みは十分。初の古馬相手、昇級初戦でも差のない競馬が可能か。前走楽勝のバカラクイーン、前走の終いの脚が目立っていたグラスレガシー、前走3着と直線競馬の適性は高いヤマニンベリンダが強敵か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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