今週の丸山元気!

アイルチャーム スピードは通用する

[ 2019年8月2日 18:51 ]

今週は土日合わせて11鞍に騎乗します。

オキミヤゲ(土曜2R)は新潟に滞在して調整していますが、状態は悪くないですよ。着狙いの競馬をして、どこまで差を詰められるかですね。

オフウィドゥス(土曜7R)は今回1ハロン短くなりますが、もしかしたら現状はマイルでも少し長いかもしれません。能力は高い馬なので、あとは距離をこなしてくれるかですね。

ジェイケイエース(日曜2R)は外枠が欲しいですね。スムーズな競馬ができればチャンスはあると思いますし、そろそろ決めたいですね。

ヤギリオーディン(日曜4R)の前走は距離が長かったので、2000メートルに戻るのはいいと思います。更に上位を期待しています。

アイルチャーム(日曜10R)は直線競馬でいいレースをしていますし、昇級になりますが、スピードは通用すると思います。あとは外枠が当たったほしいですね。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rオキミヤゲ ☆
ここまで5戦しているが、6着が最高着順。終いはジリジリと差を詰めるが、現状では展開の助けが必要。先行力があるダイユウドナテラ、近走安定しているストラトフォード、終い堅実なシュンランが上位候補か。

6Rショーテンシ ☆☆
2走前は出遅れながらもメンバー最速の上がりを使い0.5秒差。短距離で差す競馬が合っており、展開ひとつで上位食い込みがあっても。渋太さがあるホシフルドヒョウ、距離短縮は好材料のアサクサアンデス、使いつつ調教の動きが良くなってきたピスタロッソが上位候補か。

7Rオフウィドゥス ☆☆☆
前走の伸びは案外だったが、2走前は既走馬相手に長くいい脚を使い3着。休み明けになるが乗り込み量も十分。今の未勝利のメンバーなら上位争い可能。終い堅実なトーセングラン、好仕上がりのパラレルキャリア、長くいい脚を使えるコスモビックラコグが強敵か。

12Rランスマン ☆☆
展開に左右される面はあるが、スムーズに先行できれば渋太く、3~4走前が僅差。休み明けになるが乗り込み量も十分で、上位食い込みは十分可能。安定しているユナカイト、前走出遅れながらもいい脚を使ったバルトフォンテン、好仕上がりのカステヘルミが上位候補か。

日曜日
2Rジェイケイエース ☆☆☆☆
近3走が2、3、2着と安定した成績。左回りも問題なく、今回のメンバー構成なら勝ち負け必至。先行力があるラインコマンダーとアケル、ソエが収まり好仕上がりのホワイトストームが強敵か。

3Rプランタンヴェール ☆☆☆☆
前々の競馬から渋太く粘り3、2着の近2走が好内容。調教は目立たないタイプだが、先週美浦坂路で上々の時計をマークするなど仕上がりも良く、先行有利な新潟なら勝機も十分。調教の動きがいいホワイトヘブン、前走は外々を回りながらも4着と地力を見せたチェンマイルージュ、距離短縮は好材料のシークザトゥルースが強敵か。

4Rヤギリオーディン ☆☆
勝ち馬とは離れていたが、前走は中団から渋太く脚を使い4着と内容は上々。距離短縮は好材料で、展開ひとつで食い込みがあっても。実績ある距離に戻るポルトラーノ、前走2着と芝の方が合っているシュプリーム、前走の末脚が目立っていたニシノモエが上位候補か。

5Rマスターワーク ☆☆☆
G3中日新聞杯を勝ったメートルダールの半妹で、坂路中心に入念に乗り込まれ仕上がりも良好。チークPを着けているように集中力に課題はあるようだが、能力全開なら上位争い可能。GI馬ショウナンパンドラの全弟セントオブゴールド、好馬体で新潟外回りも合いそうなクロスセル、中身の濃い調教を消化しているショコラブリアンが強敵か。

8Rシルバーストーン ☆☆
もうひと押しが鍵になるが、終いの脚は堅実で過去に現級勝ちの実績もある。前崩れの展開になれば食い込みがあっても。前走ハイペースを先行して2着と粘ったザベストエバー、前走大楽勝だったジーナアイリス、前走2着と立て直して復調気配のサトノユニゾンが上位候補か。

10Rアイルチャーム ☆☆☆
マイペースだったとはいえ、前走は持ち前のスピードを見せ鮮やかな逃げ切り勝ち。2走前に2着があるように直線競馬の適性も高く、昇級でも差のない競馬ができそう。直線競馬の適性が高いファストアズエバーとサラドリーム、距離短縮は好材料のサヤカチャンが強敵か。

11Rブルベアイリーデ ☆☆☆
前走は初めての古馬相手だったが、後続に2馬身半差をつけ楽勝。中間の追い切りでは栗東坂路で51秒台の好時計をマーク。初の1800メートルは鍵になるが、地力をつけている今なら重賞でも上位食い込み可能。実績上位のデルマルーヴル、大崩れがないハヤブサナンデクン、ダートでは底を見せていないブラックウォーリアが強敵か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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