今週の丸山元気!

カッパツハッチ いい競馬を期待したい

[ 2019年7月26日 18:16 ]

今週は土日合わせて13鞍に騎乗します。

ギャラッド(土曜11R)は中間乗っていないので状態はわかりませんが、終いは良い脚を使ってくれますからね。新潟でも勝っていますし、いつもの競馬をして、あとは展開次第だと思います。

ロジウインド(日曜5R)は緩さがありますし、初戦向きではないかもしれません。それでもいいモノは持っていそうですし、今の状態でどこまでやれるかですね。

アースドラゴン(日曜7R)は未勝利を勝てる力はあると思います。ただ今回は少し間隔があいた点がどうかですね。

カッパツハッチ(日曜11R)はもう少しトモが良くなればいいかなといった状態。それでも直線競馬の適性は高いですし、重賞で相手が揃っていますが、いい競馬を期待したいですね。

ブラックヘイロー(日曜12R)は能力ある馬ですからね。中間乗っていないのでどこまで成長しているのかわかりませんが、1勝クラスでもやれると思いますし、楽しみにしています。

今週も応援をよろしくお願いします。


◎山崎の見解
土曜日

1Rシホノレジーナ ☆☆☆☆
 前走は道悪馬場のなか中団から渋太く脚を使い3着と素質を示す内容。一叩きして調教の動きが良くなり、2戦目で勝機も十分。前走いいスピードを見せたパーティネント、前走は出遅れが応えたコミカライズ、前走タイム差なしの3着と2戦目で変わり身を見せたペリトモレノが強敵か。

3Rチューダーローズ ☆☆
 着順は一息だが、スタートが決り好位で競馬ができた前走は収穫。前が残りやすい新潟なら粘り込みがあっても。終い堅実なダークロードとレッドグラティアス、安定しているシゲルグリンダイヤが上位候補か。

6Rエコロトム ☆
 3戦連続で6着と大崩れはしていないが、ワンパンチ足りない競馬続き。展開が向かないと…。先行力があるスマートエリス、短距離に戻るのは好材料のタマブラックパール、前走は厳しい展開だったルンルンバニラが上位候補か。

8Rモンアムール ☆☆
 前走は揉まれて13着と敗れたが、2走前は今回と同じ新潟ダート1200メートルで2着と好走。スムーズなら巻き返し可能。先行力があり斤量減も魅力のノボオリエンス、未勝利勝ちが9馬身差をつけ大楽勝だったフォークアート、前走は出遅れが響いたルソンデュレーヴが上位候補か。

11Rギャラッド ☆☆☆
 左回りは6戦して3勝3着2回と好相性。新潟外回りで32秒台の上がりを使った実績があり、54キロのハンデも好材料。今回のメンバー構成なら上位食い込みがあっても。近走安定しているアクート、好仕上がりのゴージャスランチ、2連勝中のダイワメモリーが強敵か。

日曜日

2Rシティーオブスター ☆☆☆
 ここまで3戦して4着が2回。今の未勝利なら力は上位で、長期休養明けになるが乗り込み量も十分。ダート替りも魅力で上位争い可能。安定しているサクラザチェンジ、前走は出遅れが応えたリンガスビャクヤ、前走が惜しい3着だったコットンスノーが強敵か。 

4Rレディペレグリン ☆☆☆
 初戦は息の入りにくい厳しい展開で6着だったが、スピードと競馬センスの良さを見せ上々の内容。骨折明けになるが、坂路で十分乗り込んでおり、久々でも上位争い可能。3戦連続で2着のセイドアモール、終い堅実なナイスプリンセス、一息入れて立て直したモリトローテローゼが強敵か。

5Rロジウインド ☆☆
 まだ良化途上の感はあるが、1週前の追い切りで古馬相手に先着するなど、動きは及第点。今の状態でどこまでやれるか。いい瞬発力を持っていそうなコパノカリブ、乗り込み十分で時計も水準以上のグランスピード、一追い毎に反応が良くなっているコウソクスピードが上位候補か。

7Rアースドラゴン ☆☆
 近5走中4回掲示板に載っており、今の未勝利なら力は互角以上。前走も直線での末脚は上々で、展開ひとつで上位食い込み可能。前走は脚を余したホウオウビクトリー、前走初芝で④着と変わり身を見せたナスノコウラン、ソエが治まり好仕上がりのショウナンバビアナが強敵か。

9Rタニノマイカ ☆☆☆
 近2走は上々の粘りを見せともに3着。芝でも問題なく、開幕週の馬場なら先行粘り込みが可能か。長くいい脚を使うヴァンクールシルク、前走は脚を余したグルファクシー、好仕上がりで新潟も得意なブルースカイハーツが強敵か。

10Rコーラルプリンセス ☆☆
 前走は昇級初戦に加えて瞬発力勝負にも対応できなかった印象。休み明けになるが仕上がりは良く、クラス2戦目で前進は十分可能。決め手上位のスイープセレリタス、2連勝中で素質が開花した印象のリリーバレロ、終い堅実なエミーリオが上位候補か。

11Rカッパツハッチ ☆☆
 直線競馬は2戦して3、2着と適性は十分で、特に前走は人気のライオンボスと僅か0.1秒差。格上挑戦の形になるが、自在性もあり上位食い込みがあっても不思議ではない。直線競馬は2戦2勝のライオンボス、昨年の当レースの覇者ダイメイプリンセス、好仕上がりのラブカンプーが上位候補か。

12Rブラックヘイロー ☆☆☆
 急仕上げで臨んだ新馬戦を好時計で快勝した素質馬。前走は距離が長かったぶん終い甘くなり4着だったが、ベストの1800メートルに戻れば上位争い可能。先行力があるシゲルヒスイとフラッグアドミラル、適距離に戻るプレステッツァが強敵か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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