今週の丸山元気!

キャベンディッシュ 前走のような競馬になると思う

[ 2019年7月19日 18:11 ]

今週は土日合わせて14鞍に騎乗します。

アカンダナパワー(土曜7R)の前走は凄い脚を使ってくれましたからね。今回もスタート次第になりますが、流れひとつでチャンスはあると思っています。

ライトカラカゼ(土曜9R)の前走は勝負所で手応えが悪くなりましたし、2600メートルは長かったですね。2000メートルは合っているので、あとは折り合いひとつ。

フィルストバーン(日曜8R)の前走は早めに来られて厳しい形になってしまいましたからね。それでも大きくは負けていないですし、スムーズならもっとやれてもいいと思います。

シセイヒテン(日曜9R)は安定していますし、終いはしっかり脚を使ってくれますからね。あとは休み明けがどうかですね。

キャベンディッシュ(日曜10R)の前走はいい脚を使ってくれましたからね。口向きの関係で前走のような競馬になると思いますが、今回も流れひとつですね。
今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rスイートウィスパー ☆☆
半兄に重賞でも好走していたトーセンバジルがいる良血馬。長期休養明けになるが仕上がりは良く、調教でのダートの走りも問題なし。今の未勝利なら久々でも上位食い込みも可能。3戦連続で2着のストラトフォード、前走は躓く不利があったタイトロープウィン、前走は直線で不利があったアルジェンタータが強敵か。

5Rセクシーフェイス ☆☆
まだ気性面の幼さはあるが、入念に乗り込まれて最終追い切りでも併せ馬で先着。仕上がりの良さでどこまでやれるか。好馬体で動きも一追い毎に良くなっているマイネルソラス、最終追い切りで上々の動きを見せたグローサーベア、好時計をマークし好仕上がりのダビデヴィットリオが上位候補か。

6Rカナライズ ☆☆
乗り込み本数は少ないが、軽快なフットワークでスピード感十分。芝の短距離は合いそうな印象で、初戦から上位食い込みも。一追い毎に動きが良くなっているヴォールヴィコント、馬なり中心も好仕上がりもグライユル、力強さがあり初戦向きの血統のビーポーレンが上位候補か。

7Rアカンダナパワー ☆☆
前走は後方からの競馬になったが、メンバー最速の上がりを使い0.2秒差。福島ダート1150メートルは合っている印象で、今回も上位食い込み可能。自在性が出てきたカネショウベリー、差す競馬が板についてきたリゼ、好仕上がりのエンシャントロアが上位候補か。

9Rライトカラカゼ ☆☆☆
前走は距離が長く、特殊な流れに戸惑った印象も。実績のある2000メートルに戻るのは好材料で、今の差しが利く馬場なら上位争い可能。大型馬で叩いた上積み十分のダイワダグラス、終い堅実なチェサピークベイ、福島巧者のハギノカエラが強敵か。

10Rキボウノダイチ ☆☆☆
福島1800メートルはラジオNIKKEI賞で好メンバー相手に3着した舞台。前走は外にヨレるなどスムーズさを欠く場面があったが、能力全開なら上位争い可能。長くいい脚を使えるトーホウアイレス、立て直して好仕上がりのヴェロニカグレース、小回り向きの先行力があるエイムアンドエンドが強敵か。

11Rワイルドカード ☆☆☆☆
前走は16着と大きく敗れたが、レース中に外傷を負い気持ちが萎えた印象。福島ダート1700メートルは9馬身差をつけ旧1000万を大楽勝した舞台。立て直された今回は巻き返し可能。福島巧者のロジペルレスト、終いの脚は堅実のショーム、前走余力十分で2勝クラスを勝ったビルジキールが強敵か。

日曜日
5Rニシノホライゾン ☆☆
大型馬だが、入念に乗り込まれて動きも素軽くなってきた印象。ダート短距離も合いそうな印象で、初戦から上位食い込み可能。乗り込み豊富で勝負強さもあるスタジアムロック、最終追い切りで好時計をマークしたオヌシナニモノ、古馬相手に質の高い併せ馬を消化しているタイセイブーティーが上位候補か。

6Rエタニティマリー ☆
二桁着順続きで成績が上がってこない。1200メートルに戻して前進があればいいが…。前走の終いの脚が良かったマメシボリ、安定しているウィローグラウス、好仕上がりのフォーエバーワンが上位候補か。

8Rフィルストバーン ☆☆☆
前走は息の入らない厳しい展開で最後失速し5着。未勝利勝ちの時計は優秀で、リズムよく運べれば上位争い可能。近走安定しているトミケンエンデレア、長く脚を使えるシールート、昇級初戦の前走で3着といきなりメドを立てたペイシャシキブが強敵か。

9Rシセイヒテン ☆☆☆☆
終いの脚が堅実で、現級でも安定した成績。今の差しの利く馬場は好材料で、展開ひとつで勝機も十分。小回りは合うシゲルベンガルトラ、福島巧者のバーミーブリーズ、叩いて調教の動きが良くなったスズカプリズムが強敵か。

10Rキャベンディッシュ ☆☆☆
前走は長くいい脚を使い3着。小回りの方が持ち味が生きる印象で、展開ひとつで今回も上位争い可能。前走完勝のシゲノブ、小回りの方が合うヒルノサルバドール、好仕上がりで福島実績もあるメンターモードが強敵か。

11Rマウントゴールド ☆
重賞2着などの実績はあるが、揉まれ弱く成績が安定しない。58キロと斤量も重く、スムーズな競馬をしてどこまでやれるか…。終い堅実なリライアブルエース、長期休養明けだが調教の動きが良いグレイル、小回り向きの器用さがあるミュゼエイリアンが上位候補か。

12Rアースヴィグラス ☆☆
他力本願な面はあるが、ハマった時の末脚は強烈。先行激化になれば食い込みも。小回りの方が合うシルバーストーン、惜敗続きのサニーストーム、前走は躓く不利があったサトノユニゾンが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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