今週の丸山元気!

ココロノトウダイ 使いつつ光り灯す

[ 2019年7月12日 22:22 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて16鞍に騎乗します。

ココロノトウダイ(土曜5R)はまだ頭が高いですし、これからの馬。いいモノは持っていそうですが、使いつつ良くなっていくタイプかもしれません。

ラギッド(土曜7R)は新馬戦でいい競馬をしたように能力はある馬。ただ、今回は長い休み明けになりますからね。その辺がどうかですね。

トミケンルーア(日曜7R)は芝でも安定して走れていますからね。久し振りに乗せて頂きますが、楽しみにしています。

カイザーヴェッター(日曜9R)は福島は得意ですし、条件はいいと思います。あとは、この馬の気持ち次第です。

アンフィトリテ(日曜11R)は距離が短くなるのはいいと思います。中間乗っていないので状態はわかりませんが、オープンでも力は足りますし、改めて期待しています。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rアカンダナパワー ☆
 福島ダート1150メートルは得意で、3走前に2着した舞台。近2走は距離が長かった印象だが、適距離に戻れば変わり身も。先行力があるホシフルドヒョウ、調教の動きがいいピュアヒカリ、終い堅実なマイネルナイペスが上位候補か。

3Rヤギリオーディン ☆☆
 前走は6着に終わったが、道悪が応えた印象。メンバーの揃っていた3走前の未勝利戦で4着など、今の未勝利なら力は互角以上。良馬場なら食い込みがあっても。渋太さがあるピエタフィリアーレ、叩き3戦目で更に上位上向きのタイキウォレス、芝に戻るのは好材料のアスティが上位候補か。

4Rジャングリオン ☆☆☆
 ここまで4戦して3回掲示板があり今の未勝利なら力は上。前走は出遅れて砂を被り7着に終わったが、距離延長でスムーズなら食い込みがあっても。初ダートでもうひと押しを狙うストームリッパー、立ち回りが器用なメンディ、長く脚を使えるロンリーウェイが強敵か。

5Rココロノトウダイ ☆☆
 丸山騎手のコメントに書いてあるようにまだ課題は残るが、最終追い切りでは古馬1勝クラスの僚馬に先着など動きは水準以上。今の仕上がりでどこまでやれるか。好馬体で動きも上々のシアンフィデール、終いの反応がいいディアセオリー、入念に乗り込まれて好仕上がりのリスペクトが上位候補か。

6Rクィーンアドバンス ☆☆
 セール出身で仕上がりが早いうえに、トレセンでの乗り込み量も豊富。非力な面があり坂の緩い福島は合いそうな印象。初戦から食い込みがあっても。良血馬で動きも力強いマジックキャッスル、軽快な動きを見せているネイジュ、一追い毎に動きが良くなっているレイチェリーが上位候補か。

7Rラギッド ☆☆
 新馬戦で0.2秒差の2着があり、今の未勝利なら素質上位。長期休養明けがどうかだが、追い切りの動きは悪くなく、上位食い込みも可能か。終い堅実なアイコニックとヤップヤップヤップ、休み明けも好仕上がりのコスモビックラコグが上位候補か。

8Rパールデュー ☆☆☆
 京都遠征を克服し新馬勝ちした素質馬。前走は案外だったが、立て直した効果で坂路で自己ベストをマークするなど仕上がりは良好。やや低調な今回のメンバー構成なら上位食い込みも。クラス慣れし安定してきたベルキューズ、小回り向きの先行力があるアドアステラ、好仕上がりでダートに戻るのも好材料のロジシルキーが強敵か。

9Rフィリアーノ ☆☆
 目立つ時計は出ていないが、乗り込み十分で仕上がりは良好。大崩れが少なく小回り向きの器用さもあり、昇級初戦でも差のない競馬ができそう。渋太さがあるマイネルザウバア、前走も惜しい2着だったグロオルロージュ、終い堅実なホウオウジャンプが上位候補か。

11Rオーヴァーライト ☆☆
 近2走は大敗しているが、3走前に現級3着がありこのクラスでも力は通用。去勢効果で集中して走れば変わる可能性も。前走楽勝のバーニングペスカ、好仕上がりでメドも立ってるレレマーマ、大崩れが少なく相手なりに走れそうなヒザクリゲが上位候補か。

12Rクリスタルアワード ☆☆
 今回が初芝になるが、軽快なフットワークで対応できそうな印象。前々でスピードを生かす競馬ができれば、粘り込みがあっても。芝1200メートルに戻り前走メドの立つ走りを見せたスティルネス、距離短縮で切れ味が増したレストンベ、渋太さがあるヨークテソーロが上位候補か。

日曜日
4Rジェイケイエース ☆☆☆
 終いの脚は堅実で2着2回3着1回と今の未勝利なら力量上位。小回りへの対応が鍵になるが、展開ひとつで上位争い可能。3戦連続で2着のタイセイシャトル、渋太さがあるラスベガステソーロ、ブリンカー着用でもうひと押しを狙うマイティウェイが強敵か。

7Rトミケンルーア ☆☆☆
 芝路線に変更後も安定した成績。短期放牧明けになるが調教の動きも良く、展開ひとつで上位争い可能。前走の末脚上々で芝の短距離は合うランドルーラー、前走は厳しい展開のなか渋太く粘っていたパリテソーロ、先行力があるモメチョッタが強敵か。

8Rオルダージュ ☆☆☆
 前走は13着に敗れたが、1400メートルは長かった印象。距離短縮は好材料で、変わる可能性は十分。減量騎手でもうひと押しを狙うココロノイコロ、終い堅実なゴールデンビコー、好仕上がりで福島替りも好材料のシュピールカルテが強敵か。

9Rカイザーヴェッター ☆☆☆
 福島2600メートルは相性が良く、未勝利勝ちに加えて現級3着の実績もあり。休み明けになるが乗り込み量も豊富で、上位食い込みは十分可能。マイペースなら渋太いロイヤルディクリー、終い堅実なワタシヲマッテルとエスプリルミストが強敵か。

10Rレッドランサー ☆☆☆☆
 前走は出遅れて6着に敗れたが、素質は高く2勝クラスでもスピードは通用。放牧明けになるが仕上がりも良く、発馬が決まれば上位争い可能。終い堅実なスナークライデン、底を見せていないスマートマルシェ、好仕上がりのスズカグラーテが強敵か。

11Rアンフィトリテ ☆☆
 前走は初めての古馬相手や良馬場発表でも水分を含んだ馬場など、厳しい条件が重なった印象。休み明けでも調教の動きは良く、実績ある1200メートルに戻るのも好材料。巻き返しは十分可能。近2走は不利があり力を出し切れていないクインズサリナ、福島実績があるメイソンジュニア、好仕上がりでオープン特別なら力量上位のアンヴァルが上位候補か。

<山崎啓介>1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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