今週の丸山元気!

タッチングムービー やる気を出してくれれば…

[ 2019年6月9日 05:30 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて14鞍に騎乗します。
タッチングムービー(土曜2R)は少しズブい面があるんです。やる気を出してくれればもっとやれてもいいのですが…

グラドゥアーレ(土曜12R)の前走はダートの走り自体は良かったのですが、勝ちにいく競馬で最後止まってしまったので、今回は出たなりの位置で運ぼうと思っています。

アースドラゴン(日曜4R)の前走は距離が長かったので、2000メートルに戻るのはいいですね。あとは枠ですね。内枠が欲しいですね。

ロフティフレーズ(日曜10R)はこのクラスでも差のない競馬をしていますからね。あとは展開がハマるかどうかです。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rタッチングムービー ☆
新馬戦で2着と好走したように能力は秘めているが、相変わらずズブさが目立つ現状。もう少し気性が成長してくればいいが…。前走渋太く粘り2着とダート長距離の適性を示したゲインスプレマシー、安定感が出てきたテーオーダンケルク、前走はチグハグな競馬で脚を余したワンダーコノシュアが上位候補か。

3Rクロヒョウ ☆☆
近2走は伸びを欠いているが、距離が長かった印象。3走前に勝ち馬とタイム差なしの2着があり、本来は末脚が切れるタイプ。距離を短縮し、東京ダート1600メートルなら変わる可能性も。前走は厳しい展開のなか3着と粘ったフライクーゲル、前走は直線で不利があったヤサカリベルテ、競馬を覚え安定感が出てきたタイセイシャトルが上位候補か。

5Rインザムービー ☆☆☆
併せ馬で毎回先着しているように、追ってからの反応は上々。調教時計も水準以上で、初戦から上位争い可能。古馬相手に互角以上の動きを見せ素質十分のファートゥア、一追い毎に動きが良くなっているニジュッケンドーロ、最終追い切りで上々の動きを見せたディンブラが強敵か。

7Rアーティファクト ☆☆
前走は出遅れに加えて、芝の道悪で力を発揮できなかった印象。初ダートが鍵になるが調教の動きは良く、やや低調な今回のメンバー構成なら上位食い込みがあっても。終い堅実なマイネルナイペス、前走3着とダート適性を示したラスベガステソーロ、渋太さがあるシャインベストが上位候補か。

10Rショーンガウアー ☆
昇級初戦の前走が15着と案外な成績。去勢効果でどこまで変わるか…。差す競馬で3着と前走進境が窺える内容だったエルデュクラージュ、前走の末脚が目立っていたキタサンヴィクター、安定しているグロンフォールが上位候補か。

11Rアバルラータ ☆☆☆
前走は中団から鋭い脚を使い着差以上に強い勝ち方。大崩れが少ないように相手なりに走るタイプで、昇級初戦でも差のない競馬が可能。決め手上位のトライン、2戦連続で2着のメイショウオーパス、好仕上がりで鉄砲実績もあるサトノキングダムが強敵か。

12Rグラドゥアーレ ☆☆
前走は初ダートだったが、先行策から上々の粘りを見せ0.5秒差なら悪くない内容。勝ち味に遅いが現級での好走歴は多数あり力は互角以上。展開ひとつで上位食い込みがあっても。前走好時計で楽勝したアシャカマキシン、大崩れがなく昇級でも相手なりに走れそうなコウユークロガヨカ、放牧で立て直し好仕上がりのニシノコトダマが上位候補か。

日曜日
3Rムーンシェイプト ☆☆
喉に疾患があるが、新馬戦では1番人気に支持されたほどで素質は十分。距離短縮で力を発揮できればアッサリがあっても不思議ではない。2戦連続で2着のマーヴェラスクイン、前走は相手が悪かったホーリーライン、前走初芝で3着と変わり身を見せたヒマワリが上位候補か。

4Rアースドラゴン ☆☆
前走は4着と好走したが、コメントにもあるように距離が長かった印象。現状ベストの2000メートルなら更に上位も可能。安定しているカナロアガール、前走は勝負所で包まれ不完全燃焼のフェリスナタール、ここにきて調教の動きが良くなってきたメイオールが上位候補か。

5Rスキルショット ☆☆
追い切り時計はそこまで目立たないが、好馬体でしっかり攻めた調整過程も好感。実戦向きのタイプで、初戦から差のない競馬ができても。迫力十分の動きを見せているワーケア、乗り込み十分で馬体の良さも目立つハーモニーマゼラン、終いにいい脚を使えそうなウインカーネリアンが上位候補か。

6Rノワールムーティエ ☆☆☆
新馬戦で2着と好走したように素質は十分。前走は直線で内にモタれて6着と敗れたが、立て直して能力全開となれば変わっても不思議ではない。前走がダート適性を示す内容だったキアレッツァ、前走は躓く不利があったペイシャジュエル、好仕上がりのトーセンアトランタが強敵か。

9Rサンタナブルー ☆☆
展開に左右される面はあるが、終いの脚は堅実。1400メートルなら距離も守備範囲で、展開ひとつで昇級でも差のない競馬が可能。レースセンス十分のハルサカエ、2戦連続で2着のメイショウミライ、終い堅実なカレイドスコープが上位候補か。

10Rロフティフレーズ ☆☆
昇級後の2戦がともに0.4秒差。クラス3戦目で慣れが見込め、休み明けの方が走るタイプ。更に上位も可能か。東京は好相性のアントリューズ、前走鋭い脚を使ったオーヴァードーロ、良馬場なら近走安定しているクインズサンが上位候補か。

11Rサラキア ☆☆☆
近2走は直線で前が壁になり不完全燃焼だが、それでも着差は僅か。ローズS2着やGI秋華賞で4着など素質は高く、広い東京で能力全開なら上位食い込みも可能。前走が復調示す2着だったミッキースワロー、2連勝中で軌道に乗った印象のソーグリッタリング、立て直して好仕上がりのレイエンダが強敵か。


<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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