今週の丸山元気!

ワイルドゲーム 叩いた上積みあり「いつも通りの競馬をする」

[ 2019年1月11日 05:30 ]

今週は3日間合わせて16頭に騎乗します。

ワールドイズマイン(土曜3R)はダートはやってみないとわかりませんが、短い距離は合っていると思います。悪くない馬ですし、いい面を見せてほしいですね。

シセイヒテン(土曜12R)の前走は外枠でも折り合いが付いて終いにいい脚を使ってくれましたからね。久々のマイルがどうかですけど、流れひとつだと思います。

ワイルドゲーム(日曜7R)の前走は休み明け。叩いた今回は良いと思いますし、いつも通りの競馬をして、あとはハマるかどうかですね。

ホリデーモード(日曜12R)は楽に行ければもっとやれてもいいと思いますが…。展開次第ですね。

フルゴラ(月曜2R)は先々はもっとやれると思いますが、現状ではもう少し成長してほしいですね。使いつつ力を付けてくれれば。

ナタラディーヴァ(月曜7R)は引っ掛かる面があるようですが、追い切りでは問題ありませんでした。うまく折り合いがつけば、更に上位も目指せるのかなと思っています。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解

土曜日

3Rワールドイズマイン ☆☆ 前走は11着だったが、前に行くスピードとセンスの良さは見せた。血統通りダート向きの印象で、立て直した効果とダート替りで変わる可能性は十分。ダート短距離は合うファムファタル、前走ダートで変わり身を見せたベルテックスロード、叩いた上積みがあるワディアルヒタンが上位候補か。

4Rグロリアスホープ ☆ 乗り込み量は十分だが、調教時計は平凡。使いつつ良くなってからか。併せ馬で先着するなど動きが目立つルノワール、乗り込み十分で動きも力強いホウオウトゥルース、格上相手に互角の動きを見せているリンガスビャクヤが上位候補か。

5Rフェリスナタール ☆☆☆ メンバーの揃っていた前走で後方から脚を使い4着は価値がある。ハービンジャー産駒で中山替りは好材料。距離延長で流れに乗れれば上位争い可能。前走のゴール前の末脚が目立っていたプチティアレ、渋太さがあるポイントオブオナー、終い堅実なキタノインパクトが強敵か。

7Rクラウンロマン ☆ 過去に現級勝ちの実績はあるが、近走成績が一息。先行力はあるが、現状では展開の助けが必要な印象。前走は一旦先頭に立ち見せ場十分だったシネマソングス、使いつつ調子を上げているイセベル、力量上位で立て直した効果も見込めるポルカシュネルが上位候補か。

11Rフィリアプーラ ☆☆☆ 展開が向いたこともあるが、前走は後方から鋭い脚を使い勝ち時計1分34秒4もかなり優秀。中間の動きも良く、極端な前残りにならなければ上位争い可能。前走ノーステッキで楽勝だったアクアミラビリス、中山向きのセンスの良さがあるグレイスアン、距離延長は好材料のレーヴドカナロアが強敵か。

12Rシセイヒテン ☆☆ 久し振りのマイル戦になるが、今回と同じ中山マイルで未勝利勝ち。前走の末脚も見所があり、展開ひとつで上位食い込みも可能。好仕上がりのテンワールドレイナ、京成杯5着など500万なら力量上位のサクステッド、安定感が出てきたソイルトゥザソウルが上位候補か。

日曜日

7Rワイルドゲーム ☆☆☆☆ 前走は勝負所でスムーズさを欠き脚を余した印象。大型馬で叩いた上積みが見込め、スムーズに運べれば上位争い可能。長くいい脚を使えるトモジャタイクーン、スタミナ豊富で距離延長は歓迎のアポロプリンセス、今回と同じ舞台で現級勝ちがあるワンダーラジャが強敵か。

9Rセイウンオフロード ☆ 未勝利勝ち後は3戦しているが、なかなか成績が上がってこない。もう少し力を付けないと…。中山ダート1800メートルで未勝利戦を大楽勝しているダイシンインディー、相手なりで堅実なロダルキラー、前走は出遅れが応えたノーベルプライズが上位候補か。

10Rメイショウカズヒメ ☆☆ 前走は休み明けに加え、実績の乏しい1400メートル戦。叩いた上積みが見込め、得意の1200メートルに戻れば上位食い込み可能。前走は直線で前が開かず不完全燃焼だったレーヴムーン、終い堅実なダイトウキョウ、適距離に戻るカイザーメランジェが上位候補か。

11Rカフェリュウジン ☆ オープンでは大敗続き。芝に戻して少しでも前進があればいいが…。中山巧者のドーヴァー、長くいい脚を使うサーブルオール、調教の動きが良いキャプテンペリーが上位候補か。

12Rホリデーモード ☆ 前走は不利があり参考外だが、現状では展開の助けが必要。先行力を生かしてどこまで粘れるかだが…。決め手上位のセンテリュオ、堅実なフリージングレイン、終い堅実なチャロネグロが上位候補か。

月曜日

2Rフルゴラ ☆ 前走はコーナーで外に膨れるなど、まだ若さが残る現状。使いつつ成長してからか。堅実なモーンストルム、ダート替りでもうひと押しを狙うギフトオブアート、正攻法の競馬で前走2着と能力示したアラゴネーゼが上位候補か。

4Rタイセイアルディ ☆ 乗り込み本数が少なく調教時計も平凡。使いつつ良くなってからか。乗り込み十分でスピードもあるスマートエリス、好馬体で動きも良いルナーレス、太目感のない仕上がりのリトルエイトが上位候補か。

5Rエタニティマリー ☆ 終いは差を詰めるが、ワンパンチ足りない印象。初距離でもあり、メドの立つ競馬ができれば上出来か。牡馬相手に前走タイム差なしの2着だったシングフォーユー、好仕上がりで競馬センスも良いレディグレイ、前走は脚を余したミモザイエローが上位候補か。

7Rナタラディーヴァ ☆☆☆ 前走は前残りの馬場で流れも向かなかったが、中団から脚を使い4着と能力を示す内容。前回より相手関係が楽になった印象で、展開ひとつで上位食い込み可能。前走2着と芝適性を示したルマーカーブル、適距離に戻るフィルムフェスト、前走は好位で折り合いが付き収穫のある内容だったヤマチョウヴォイスが強敵か。

10Rナンチンノン ☆☆ 多少ハイペースでも道中少しでも息が入れば粘り強いタイプ。オープン2勝の実績があり冬場も得意。大敗後だが、展開ひとつでガラリ一変があっても。前走重賞2着と充実著しいサイタスリーレッド、4連勝中のクイーンズテソーロ、前走は不利があったオールドベイリーが上位候補か。

◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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