今週の丸山元気!

日曜メインはヒラボクラターシュ 実績は一枚上

[ 2018年11月16日 05:30 ]

今週は土日合わせて18鞍に騎乗します。

キアレッツァ(土曜3R)は調教で乗りました。前走は案外でしたが、いい動きでしたし、走りそうな馬ですし楽しみにしています。

ニシノドクターヘリ(土曜4R)は前走の内容は悪くはありませんでしたが、今回は距離が延びるので、その辺が鍵になりそうです。

フォーティプリンス(土曜6R)はいつもしっかり脚を使ってくれてあと少しなんですけどね。今回も頑張ってくれると思いますが、数を使っているので、疲れていなければいいですね。

スターオブオナー(日曜1R)はまだこれから良くなる馬だと思いますが、ダートの走りは良かったですし、今回も相手次第かなと思います。

ラティカ(日曜10R)は先週、今週と調教に乗りましたが、体調は良さそうです。ただ、少し気の悪さがあるので、その辺がどうかですけど、500万でも通用するモノは持っていると思います。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解

土曜日

1Rトピアリスト ☆☆ 前走は中団追走から直線で脚を使い5着と初戦としては上々の内容。今回は先行馬が多く、ハイペースになれば食い込みも可能。ダートで変わり身を見せたブルーファンクとオルダージュ、2戦連続で2着のバカラクイーンが上位候補か。

2Rロジペルレスト ☆☆☆ 前走は出遅れて8着に終わったが、2走前に今回と同じ福島ダート1700メートルで4着と500万でもメドは立っている。一息入ったが調教の動きは抜群で、発馬五分なら上位食い込み可能。安定感があるノーウェイ、転入初戦でいきなり2着と好走したシュプリームゾーン、先行力があるブラックアドミラルが強敵か。

3Rキアレッツァ ☆☆☆ 終いに脚を使い4着した新馬戦の内容が上々。休み明けになるが入念に乗り込まれ最終追い切りの動きも良好。前走は距離が長かった印象だが、1200メートルに戻れば変わる可能性十分。前走は窮屈になる場面があったカワイイスイーパー、先行力は芝でも通用するクールティアラ、堅実なコハルビヨリが強敵か。

4Rニシノドクターヘリ ☆☆☆ 前走は脚を溜める競馬で3着と内容は上々。前走のレース振りなら距離延長でも対応できそうな印象。立ち回りひとつで上位食い込みがあっても。実績上位のマイディアライフ、好仕上がりのレターオンザサンド、太目の前走を叩いて上積み十分のトーセンオリンピアが強敵か。

5Rプライムシスター ☆☆☆☆ 栗東坂路で軽快な動きを見せ、調教時計も初戦としては水準以上。血統的に小回り2000メートルは合いそうな印象で、初戦から上位争い可能。力強い動きを見せているファインアレス、入念に乗り込まれているニシノコントラバス、芝向きの素軽いフットワークのマリノジュリアが強敵か。

6Rフォーティプリンス ☆☆☆☆ 近6走中で5回馬券圏内。使える脚が一瞬で乗り難しい印象だが、今回も相手関係は楽。流れひとつで上位争い可能。使いつつ調子を上げているゲキリン、好仕上がりでダートも合うコウギョウブライト、条件ベストのタイセイスマッシュが強敵か。

7Rアプト ☆☆ ムラ駆けだが、過去に馬券圏内が3回あり力は互角以上。課題のスタートが決まれば上位食い込みがあっても。距離短縮で内容が良くなったドロウアカード、叩き2戦目のシンデレラメイク、好仕上がりのボーンスキルフルが上位候補か。

10Rネオテスタメント ☆☆☆☆ 前走は昇級初戦だったが、メンバーが揃っていたなかで3着と好走。ダート適性は高く小回り替りも好材料で、今回も上位争い可能。ダートでは底を見せていないオーケストラ、中央再転入初戦も能力はヒケを取らないカヴァレリア、好仕上がりのテーオーフォースが強敵か。

11Rショウナンラーゼン ☆☆☆ 前走のセントライト記念では相手が強く直線で不利もあったが、自己条件なら力は上位。スタミナ豊富で芝の長距離はベスト。ハンデも手頃で上位争い可能。2連連続で2着のオリエントワークス、小回りは合うミルトプレスト、相手なりに走るデルマウオッカが強敵か。

12Rストロングレヴィル ☆☆☆☆ 過去に現級勝ちの実績があり、近2走も僅差の3着。好位で立ち回れるタイプで小回り替りも問題なく、展開ひとつで上位争い可能。安定感があるジャコマル、好仕上がりのヒドゥンパラメータ、渋太さがあるトータルソッカーが強敵か。

日曜日

1Rスターオブオナー ☆☆☆☆ 初ダートだった前走で2着と好走し、3着以下には3馬身半差。小回り向きの先行力もあり、今回も上位争い可能。新馬戦で2着のヒイナヅキ、距離延長は好材料のブレイングラン、使いつつ体が絞れてきたグレートバニヤンが強敵か。

2Rイザベルローズ ☆☆☆☆ 楽に抜け出し快勝した前走の未勝利勝ちの内容が上々。砂を被った時の不安は残るが、距離延長で前々で運べれば昇級初戦でも勝ち負け可能。現級勝ちがあるアドラメレク、長くいい脚を使えるトモジャタイクーン、ダート長距離は合うワイズワンが強敵か。

7Rヤマカツサファイヤ ☆☆ まだアテにしづらい面はあるが、過去に500万でも好走実績あり。小回り向きの先行力を持っており、流れひとつで食い込みがあっても。立ち回りが上手いタイセイシュラーク、ダートでは底を見せていないエイスノート、スピード上位のマリノディアナが上位候補か。

8Rリリカルドリーム ☆☆☆☆ 芝1200メートルでは安定した成績で、前走の未勝利勝ちの時計も優秀。一息入ったが調教の動きは良く、ローカルのやや低調なメンバー構成なら昇級でも上位争い可能。前走が惜しい2着だったメジェールスー、立て直して好仕上がりのハトマークワルツ、終いは差を詰めるシエルブランが強敵か。

9Rバリオラージュ ☆☆☆ 過去の成績から芝の長距離はベストの条件。休み明けでまだ本調子には一息の様子だが、かなり低調な組み合わせで地力でカバーできても。条件ベストのシェルブルック、終い堅実なヒラボクビューン、叩いて動きが良くなったレッドアルカナが強敵か。

10Rラティカ ☆☆☆☆ 休み明けになるが仕上がりは良好。過去の対戦比較から500万でも通用する下地はあり、昇級戦でも上位争い可能。近2走は脚を余し不完全燃焼のレッドイリーゼ、小回り向きの先行力があるルナステラ、奥手の血統で馬体が成長しているナスノカツラが強敵か。

11Rヒラボクラターシュ ☆☆☆☆☆ ハイレベルと言われている3歳世代の上位クラスで、G3レパードS2着や9月に古馬相手にオープン勝ちなど、実績は一枚上。小回り向きの先行力もあり上位争い可能。調教の動きが良く条件もベストのエポック、前走は不利があったコスモカナディアン、ダートに戻るハーベストムーンが強敵か。

12Rフナウタ ☆☆☆ 現級勝ちを含め500万での好走歴は多数。前走はダートが合わなかった印象だが、ベストの芝1200メートルなら上位争い可能。前走は不利があったシャインサンデー、前走が好内容の2着だったセイウンミツコ、スピード上位のエヴァイエが強敵か。

◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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