今週の丸山元気!

シゲルエメラルド「メンバー的にはチャンスがあっても良さそう」

[ 2018年10月5日 15:30 ]

今週は3日間東京で合わせて16鞍に騎乗します。

シゲルエメラルド(土曜1R)は前走脚を使ってくれましたし、距離は短い方がまだいいですね。メンバー的にはチャンスがあっても良さそうなので、頑張りたいと思います。

ワイルドゲーム(土曜7R)は前走追っつけ追っつけだったので、距離が延びるのは良さそうですね。あとは展開がハマるかどうかです。

エタニティマリー(日曜3R)は小さな馬ですけど、前走もしっかり走ってくれました。1ハロン距離が延びても問題なさそうですし、今回も頑張ってほしいですね。

ブライトメモリー(日曜6R)は前走のような競馬をしてどこまで粘れるかです。

ツクバクロオー(日曜10R)は休み明けでいい頃と比べると状態はもうひとつ。昇級で相手も強くなりますし、どこまでやれるか試金石になりそうです。

カネノイロ(日曜12R)は近走成績が一息。中間乗っていないので状態はわかりませんが、得意の条件で変り身を見せてくれればいいのですが…

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解

土曜日

1Rシゲルエメラルド ☆☆☆ 前走は距離短縮で追走に苦労する場面があったが、それでも終いに脚を使い4着と収穫のある内容。少しでも距離が延びるのはプラスで、直線の長い東京なら末脚を存分に生かせるはず。前走3着とダート適性を示したニシノオウキとトモジャナイト、堅実なアンジェリーブルが強敵か。

3Rフォーエロ ☆ 前走は好位で流れに乗るも、幼い面を見せ7着。もう少し経験が必要か。前走は出遅れに加えて外々を回るロスもあったセリユーズ、乗り込み十分で新馬戦の時より動きが良いアルテヴェルト、叩いて動きが変わったフォーコーナーズが上位候補か。

7Rワイルドゲーム ☆☆ 他力本願な面は残るが、毎回終いは脚を使えるタイプ。5走前に同舞台で3着があるようにコース替りは好材料で、流れひとつで食い込みがあっても。休み明けも好仕上がりのギャラルホルン、1000万でも勝ち負けの競馬をしているサノサマー、長くいい脚を使えるハルカノテソーロが上位候補か。

10Rメイショウカマクラ ☆ 1000万に昇級後は自分の形に持ち込めずに9、10着。もう少しクラス慣れが必要な印象。昇級は形だけのジュンスターホース、ハイレベルのユニコーンSで3着だったエングローサー、今回と同じ舞台で現級勝ちの実績があるグッドラックサマーが上位候補か。

日曜日

1Rニシノアマタ ☆ 2戦しているがともに2桁着順。ダート替りで少しでも前進があればいいが…。距離短縮は好材料のオリオンパッチ、血統からダート替り歓迎のスリーヴリーグとジョガールボニートが上位候補か。

3Rエタニティマリー ☆☆ 前走は中団から渋太く脚を使い3着と上々の内容。軽い芝で直線も長い東京の方がより持ち味が生きそうな印象。今回も上位争いは十分可能。距離短縮は好材料のコマノゼニト、競馬センスが良いエスプランデル、堅実なウインレフィナードが上位候補か。

4Rネオブレイブ ☆ 乗り込んでいるが、動きや時計は平凡。使いつつ良くなってからか。最終追い切りで上々の動きを見せたキービジュアル、馬なり中心も軽快なフットワークで馬体の良さも目立つホウオウモントレー、力の要るウッドでも上々の時計をマークするなど能力秘めているメイクハッピーが上位候補か。

5Rサッカーチョウサン ☆ 太目感はなさそうだが、調教の動きが一息。使いつつ良くなってからのタイプか。パワフルな動きが目立つダノンラスター、古馬と併せるなど質の高い調教を消化しているキタノインパクト、最終追い切りで好時計をマークしたミレニアムドリームが上位候補か。

6Rブライトメモリー ☆☆ 前走は先手を奪いうまくスローペースに落として4着。今回も単騎逃げが叶いそうなメンバー構成。開幕週の馬場を味方に粘り込みも。現級勝ちの実績があるグリントオブライトとヴァンクールシルク、近走堅実なジョブックコメンが上位候補か。

10Rツクバクロオー ☆☆ ダートでは4戦3勝と底を見せておらず、前走も後続に5馬身差をつけ楽勝。休み明けで本調子には一息の様子だが、能力は高く地力でどこまでやれるか。条件ベストのスピーディクール、ダートでは底を見せていないシヴァージとレイダーが強敵か。

12Rカネノイロ ☆☆ 過去に1000万で2着2回があり、癖を知る丸山騎手に戻るのも好材料。叩いた上積みも見込め前進必至。好仕上がりで充実著しいエレクトロポップ、先行力があるアディラート、前走楽勝のブルーミンが上位候補か。

月曜日

1Rリュウノイブキ ☆ ここまで3戦しているが、なかなか成績が上がってこない。距離延長で少しでも前進があればいいが…。血統からダート替りは大歓迎のゲインスプレマシー、ダートでもう一押しを狙うブラックアンバー、一叩きされて動きが良くなったトゥルボーが上位候補か。

4Rネイチャーサムソン ☆ 乗り込み本数が少なく、調教時計も平凡。使いつつ良くなってからか。乗り込み十分で一追い毎に良くなっているナランフレグ、スピード十分のダウラギリテソーロ、太目感なく反応も鋭いストレートパンチが上位候補か。

5Rリターンチョウサン ☆ 終いの反応が一息で、まだ幼い面も残る現状。まずはレースを経験してからか。馬体良く素軽い動きも見せているロジギムレット、一追い毎に動きが良くなっているペレ、良血馬で素質秘めているダノンキングリーが上位候補か。

8Rランスマン ☆ 新馬勝ち後の成績が一息。立て直した効果と距離延長でどこまで変わるかだが…。終い堅実なマイティーワークス、相手なりで大崩れが少ないバルトフォンテン、東京1400メートルは相性が良いカトルラポールが上位候補か。

10Rマコトガラハッド ☆ 1000万勝ち後の成績が一息で準オープンではメドが立っていない。距離延長と軽ハンデでどこまで善戦できるかだが…。前走は脚を余したフェイズベロシティ、惜敗続きも力量上位は明らかなルックトゥワイス、2連勝と本格化した印象のグローブシアターが上位候補か。

◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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