今週の丸山元気!

ホーカスポーカス 前走惜敗「そろそろ決めたい」

[ 2018年7月6日 15:30 ]

 今週は土日合わせて13鞍に騎乗します。

 ボヘミアラプソディ(土曜1R)は調教でブリンカーを着けましたが、まだ被されると気を使う面があるので、もっと外めの枠が良かったのですが…。ただ、普通に走ればもっとやれると思いますし、力を出せるようにうまくエスコートしたいと思います。

 サンビクトリア(土曜3R)は状態は良いですし、能力もある馬。1200メートルに戻して終いに脚を使えればいいですね。

 エナグリン(土曜4R)は動きは悪くはありませんが、距離がどうかですね。勝ちにいくより、道中馬のリズムで運んで、終いにどこまで脚を使えるかという競馬の方がいいかもしれませんね。

 ツクバクロオー(土曜9R)は引き続き状態はいいですし、前走でメドも立ちました。ただ、勝ちにいったら甘くなりそうなので、うまく乗って上位を狙いたいと思います。

 サトノブレイズ(日曜2R)は調教で乗っていますが、未勝利にいるような馬ではありません。あとは1000メートルがどうかですね。

 トゥアレグ(日曜5R)は走りそうな背中をしていますし、フットワークもいい馬。ただ、今週の追い切りでそこまで良くなったという感じではないですし、使って良くなりそうなタイプ。能力はありますが、今の状態でどこまでやれるかですね。

 ホーカスポーカス(日曜6R)は前回が惜しい内容でしたし、いいイメージで乗りたいので中間はあえて攻め馬に乗りませんでした。メンバー的にもチャンスは十分あると思いますし、そろそろ決めたいですね。

 今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解

土曜日

1Rボヘミアラプソディ ☆☆ 前走は後方からの競馬になったが、メンバー最速の上がりを使いデビュー戦としては上々の内容。まだ幼い面はあるようだが、能力全開なら食い込みも可能。余裕残りの前走を叩いて上積み十分のバトルアグレッシブ、前走は出遅れが応えたショウナンアリアナ、2戦目でレース慣れが見込めるファイアーボーラーが上位候補か。

3Rサンビクトリア ☆☆ 終いが甘くなった近2走を見る、距離が長かった印象。今回は終いにいい脚を使い0.3秒差だった1200メートル戦。差しの利く今の馬場なら食い込む余地も。1200メートルで変わり身を見せたリノワールドとモルドワイン、堅実なゴールドシャッツが上位候補か。

4Rエナグリン ☆☆☆ 5戦して3回馬券圏内とダートでは堅実な成績。小回りでも対応できる器用さがあり、流れひとつで上位争い可能。大型馬で叩いた上積み十分のファイトアローン、粘り強いリアルモンテ、安定感があるネルが強敵か。

8Rエイシンエレガンス ☆ 前走は直線で勝負強さを見せ未勝利を脱出。ただ、若干相手関係に恵まれた印象があり、時計短縮も課題。昇級初戦でどこまでやれるか試金石の一戦。現級勝ちの実績があるトワイライトライフ、安定感があるルーズベルトゲーム、差す競馬が板についてきたブレッシングテレサが上位候補か。

9Rツクバクロオー ☆☆☆ 前走は骨っぽい相手が揃い勝ち時計が速かったが、それを考慮すると、昇級初戦・初距離で4着は上々の内容。距離慣れが見込める今回は上位食い込みも十分可能。前走はブリンカー効果で2着と好走したフランドル、叩いた上積み十分のドゥラリュール、現級勝ちの実績があるメイショウヴォルガが強敵か。

11Rトレクァルティスタ ☆☆ 前走は1・3秒差の9着だが、外々を回るロス。函館は3戦して2連対と洋芝適性が高く、立ち回りひとつで食い込みがあっても。オープンでも好走歴があるマイスタイル、血統から洋芝替りが魅力なトレッドノータス、函館巧者のスティッフェリオが上位候補か。

12Rグレートブレス ☆☆ 昇級初戦の前走は9着だったが、出遅れが応えた印象。1000メートルでも実績があり、発馬が決まれば前進可能。再度1000万なら力量上位のレイダー、準OPでも2着の実績があるハングリーベン、1000メートルは得意なタマモコーラスが上位候補か。

日曜日

2Rサトノブレイズ ☆☆ 初戦は流れに乗れなかった印象だが、前走は3着と能力を示す内容。1000メートルへの距離短縮が鍵になるが、今の未勝利なら地力で上位食い込みがあっても。前走初めての1000メートルで適性を示したランプフィーバーとレヴェナント、前走は出遅れが応えたミキノトムトムが上位候補か。

5Rトゥアレグ ☆☆☆ 丸山騎手はやや慎重だが、馬っぷり良く能力は秘めており、調教でも水準の時計をマーク。血統から洋芝も合いそうな印象で、やや低調な今回の組み合わせなら上位食い込みも可能。軽快な動きで仕上がりも良いコントラチェック、乗り込み十分のラブミーファインが強敵か。

6Rホーカスポーカス ☆☆☆ 前走は直線で見所のある末脚を使い0・1秒差3着。芝1200メートルの適性は高く、流れひとつで今回も上位争い可能。距離短縮は歓迎のミヤビチーター、前走は不利があったノーモアサイレンンス、調子を上げているナンヨーイヴェールが強敵か。

7Rアメイズミー ☆ 毎回終いは堅実なタイプ。1000メートル特有のハイペースになれば出番があっても。1000メートルが合いそうなセグレートシチー、先行力があるチェリースプリング、末脚切れるタイキラメールが上位候補か。

9Rミレフォリウム ☆ 未勝利勝ち後の成績が一息。芝に戻して少しでも前進があればいいが…。前走はロスは多かったハウエバー、安定感があるメガフレア、前走は仕掛けが早かった印象のゴールドブラックが上位候補か。

12Rデュッセルドルフ ☆ 仕上がりは悪くはないが、距離実績がなく今回はメンバーも揃った印象。ここでどこまでやれるか、試金石の一戦か。更に調子を上げているアグレアーブル、降級馬イストワールファム、前走でメドが立ったレッドレグナントが上位候補か。

◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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