今週の丸山元気!

コパノチャンス「メドの立つ競馬をしたい」

[ 2018年6月30日 09:30 ]

 今週は土日合わせて16鞍に騎乗します。

サンライズコロン(土曜4R)は調教でチークPを着けましたが、効果はありそうです。もうひと押しを期待したいですね。

ニシノバモス(土曜5R)は本数は少なめですけど、動きは良いですね。他馬を怖がるところがありますが、二の脚は速いですし、今回のメンバーならチャンスがあっていいと思っています。

ゴールドクロス(土曜7R)は調教の感じはいいんですけどね。ハナを主張してどこまでやれるかですね。

クイックモーション(土曜9R)は外の2、3番手が理想なので、外目の枠は良かったと思います。スムーズな競馬ができれば、今回も頑張ってくれると思います。

コパノチャンス(土曜11R)は洋芝は合っていますし、ハンデ差もありますからね。メドの立つ競馬をしたいですね。

デルマオギン(日曜6R)は状態は良さそうですね。自分から動いて行くよりは、着狙いのような競馬が合っているので、あとは展開がハマるかどうかですね。

ノチェブランカ(日曜9R)は前走強かったですし、昇級でも力は足りると思いますが、小柄でトビも綺麗なので、道悪がどうかですね。

ナスノセイカン(日曜11R)は追い切りで乗りましたが、具合は良いですね。あとは、いつも通り自分のリズムで走らせてどこまでやれるかでしょう。

今週も応援をよろしくお願いします。

【山崎の見解】

●土曜日 6月30日・函館

 3Rリネンゴール ☆☆ 前走は初めての1000メートルでやや戸惑っていた印象だが、それでも5着と内容は上々。2戦目で慣れが見込み、前進は十分可能。安定しているリンクスナナ、終い堅実なレノカズマ、先行力あるミヤジサクラコが上位候補か。

4Rサンライズコロン ☆☆☆ もうひと押しが課題だが、5戦連続で掲示板と安定した成績。チークP着用の効果があれば勝機も十分。ダートは安定しているブルレジーナ、自在性があるヴィーヴァバッカス、距離延長で前走変わり身を見せたサンシャンペーンが強敵か。

5Rニシノバモス ☆☆☆☆ 乗り込み本数は少ないが、最終追い切りで軽快な動きを見せ時計も上々。今回のやや低調なメンバー構成なら上位争い可能。乗り込み入念のラッキーロード、スタートセンス上々のウインドシャルムが強敵か。

7Rゴールドクロス ☆ 未勝利勝ちの時計が平凡で、昇級初戦の前走も12着。使いつつクラス慣れしてからか。現級勝ちの実績があるメイショウエイコウとクルークハイト、好仕上がりのインヴィジブルワンが上位候補か。

9Rクイックモーション ☆☆☆ 前走は差し・追い込み馬が台頭する流れのなか、先行して2着と中身の濃い内容。小回り向きの機動力があり、今回も粘り込みがあっても。好仕上がりで降級の利もあるヴィルデローザ、実績上位のタンタグローリア、好仕上がりのバンパークロップが強敵か。

10Rホリデーモード ☆☆ 前走は休み明けのせいか全く流れに乗れずに終わったが、先行できれば渋太いタイプ。叩き2戦目で変わる可能性も。前走の勝ち時計が優秀なレッドオールデン、現級勝ちがあり道悪も得意なローリングタワー、長くいい脚を使えるドルフィンマークが上位候補か。

11Rコパノチャンス ☆☆ 函館芝1200メートルは5戦して3勝とコース適性抜群。54キロの軽ハンデも好材料で、食い込みは十分可能。仕上がり抜群のアマルフィコースト、重賞でも2着があるデアレガーロ、現級勝ちの実績があるタイセイスターリーが上位候補か。

12Rオンタケハート ☆ 1000万ではワンパンチ足りない競馬続き。今回は好メンバーが揃った印象で、展開の助けがないと…。道悪巧者アグネスリバティ、2階級の降級になるマイスタイル、小回りは合うカリビアンゴールドが上位候補か。

●日曜日 7月1日・函館

1Rジュンサロマ ☆☆ 前走は直線競馬で参考外。先行力があり、ダートに戻れば変わり身も十分。前走は躓く不利があったホッコータピタン、前走1000メートルの適性を見せたナムラジュノー、距離2度目となるカトレアが上位候補か。

2Rキリンノツバサ ☆ ここまで7戦しているが、掲示板なし。ダートに戻して、少しでも前進があればいいが…。前走は距離が長かったマトラッセ、前走はハイペースで逃げて2着に粘ったロードスターダスト、堅実なシェパーズポーズが上位候補か。

3Rエイシンエポカル ☆ 2桁着順続きで成績が上がってこない。距離短縮で新味が出ればいいが…。器用さがあるハードカウント、使いつつ調子を上げているリュウドカズマ、ブリンカー効果で前走2着と変わり身を見せたヤマニンヌヌースが上位候補か。

6Rデルマオギン ☆☆☆ 勝ち鞍こそないが、4戦して3回馬券圏内と函館適性は抜群。やや低調な組み合わせで、今回も上位争い可能。堅実なフライングレデイ、安定感が出てきたチカノワール、好仕上がりのラテュロスが強敵か。

8Rアドマイヤガスト ☆ 終いは差を詰めるが、他力本願な面があり現状では展開の助けが必要。初めての古馬相手だった前走で2着と地力を見せたキタサンタイドー、前走は発馬一息だったアルゴセイコウ、1000万でも上位争いをしているダノンロッソが上位候補か。

9Rノチェブランカ ☆☆☆ 前走は距離延長で一変。馬場状態が鍵になるが、勝ち時計も優秀で、昇級でも今回の組み合わせなら差はない印象。芝の長距離は合うシャイニーゲール、洋芝巧者のトロピカルストームが強敵か。

11Rナスノセイカン ☆☆ 重賞で掲示板が2回あり、オープン特別なら力は上位。小回りも問題なく、今回のメンバーなら上位食い込みは十分可能。軽斤量で洋芝実績もあるハッピーグリン、鉄砲実績があり道悪も苦にしないマイネルハニー、重賞勝ちの実績があるブレスジャーニーが上位候補か。

12Rパルティトゥーラ ☆☆ 1600万では成績が一息だったが、1000万に降級すれば力は上位。器用さがあり、初めての1200メートルでも上位食い込みは十分可能。現級勝ちがあるコロラトゥーレとイノバティブ、オープンでも勝ち負けの競馬をしているディバインコードが上位候補か。

 ◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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