今週の丸山元気!

アドマイヤアルバでダービー挑戦「内めのいい枠…とても乗りやすい馬」

[ 2018年5月25日 17:00 ]

 今週は土日合わせて12鞍に騎乗します。日曜の日本ダービーではアドマイヤアルバの騎乗依頼をいただきました。オーナーや関係者の皆さんに感謝いたします。ダービーに乗れるのは素直に嬉しいですね。乗るからには、力を出せるようにうまくエスコートしたいと思います。その他のレースでもチャンスがありそうな馬がいますし、今週もいい結果を残せるように頑張ります。

 サミットプッシュ(土曜1R)はダートの方がいいですね。前走いい走りを見せてくれましたし、コース替わりも問題ないはず。いい結果を出せるように頑張ります。

 コウセイゲキソウ(土曜3R)はノド鳴りがあるので、今回も後ろからいって終いにどこまで脚を使ってくれるか。展開次第ですね。

 キンイロジャッカル(土曜12R)は外めの枠は良いですね。距離はやってみないと何とも言えませんが、スムーズに運べば、このクラスでもやれる力はあります。

 アドマイヤアルバ(日曜10R)はとても乗りやすい馬で、追い切りの動きも良かったですね。少しテンションが高くなるところがあるので、その辺は気をつけたいと思っていますが、内めのいい枠を引きましたし、持ち味を生かせるように頑張りたいと思います。

 今週も応援をよろしくお願いします。

【山崎の見解】

●土曜日・26日東京

1Rサミットプッシュ ☆☆☆☆ 祖母にブロードアピールがいる血統通り前走は変わり身を見せ、初ダートでも2着と好走。距離短縮は好材料で、今回のメンバー構成なら勝ち負け必至。前走でダート適性を示したトーセンロザリオ、2戦連続で2着と安定しているコハクノユメ、ダートで変わりそうなデンセツノマジョが強敵か。

3Rコウセイゲキソウ ☆☆ 前走は道悪だったが、それでも5着と健闘。良馬場で直線の長い東京に替わるのは好材料で、展開ひとつで食い込みがあっても。前走はスムーズさを欠く場面があったステラーインパクト、初出走だが調教の動きが良いハワイアンダンサー、2戦連続で2着のロゼフェニックスが上位候補か。

8Rオールデン ☆ 近走の成績が冴えず、芝の実績も一息。叩いた効果と鞍上の腕で、少しでも前進があればいいが…。前走内容が良く叩いた上積みも見込めるアルチレイロ、好仕上がりのフローラデマリポサ、終い堅実なスーパーブレイクが上位候補か。

9Rヘルディン ☆ 過去に現級でも好走歴はあるが、近走成績が一息。1400メートルも初めての距離で、上位争いまでは…。決め手上位のデピュティプライム、底を見せていないイーグルバローズ、1400メートルは安定しているキタサンガンバが上位候補か。

10Rオンタケハート ☆ 1000万ではやや頭打ちの印象。前走よりメンバーも揃っており、上位争いまでは…。東京では大崩れがないアオイシンゴ、惜敗続きのシンギュラリティ、前々で運べる強みがあるウィンドライジズが上位候補か。

11Rキョウエイアシュラ ☆ 前走が見せ場なく15着大敗。11歳馬で大きな上積みは乏しく、今回も斤量が58キロ。ガラリ一変までは…。チグハグな競馬でも前走2着と地力を示したサンライズノヴァ、まだ底を見せていないスマートダンディー、東京ダート1400メートルはベストのレッドゲルニカが上位候補か。

12Rキンイロジャッカル ☆☆ 距離延長が鍵になるが、揉まれずに運べれば最後までしっかり脚を使えるタイプ。癖を知る丸山騎手に戻るのは好材料で、今回のやや手薄なメンバー構成なら上位食い込みがあっても。前走の勝ち時計が優秀なホッコーライデン、好仕上がりのジュンスターホース、先行力があるグッドラックサマーが上位候補か。

●日曜日・27日東京

1Rタベテスグネル ☆ ここまで3戦しているが、なかなか成績が上がってこない。距離延長で少しでも前進があればいいが…。前走の終いの伸びが目立っていたアロングショット、久々も好仕上がりのトークフレンドリー、距離短縮でレース内容が良くなったスパーダが上位候補か。

3Rロジピエナ ☆☆ 今回が初ダートになるが、ダートコースの調教で上々の時計をマークし適性はありそう。課題のスタートを決めて、前々で流れに乗れれば食い込みがあっても。2戦連続で2着のドナプリモ、終い堅実なナムラファラー、前走は不利があったオレノマニラが上位候補か。

7Rアオスタ ☆ 500万では5戦して7着が最高着順。一気の距離短縮で、いい面が出ればいいが…。堅実なクーリュ、先行力があるリパーカッション、好仕上がりのロジムーンが上位候補か。

10Rアドマイヤアルバ ☆☆ 9戦して全て馬券圏内と相手なりに走るタイプ。好位で器用に立ち回るのがセールスポイントで、2枠4番は絶好枠。切れ味勝負になると分が悪いが、前々で渋太さを生かせればGIでもそこまで差はないはず。仕上がり万全のダノンプレミアムとブラストワンピース、広い府中で巻き返しを狙うワグネリアンが上位候補か。

12Rトウシンモンステラ ☆ オープン昇級後は馬券圏内なし。叩いた上積みは見込めるが、ガラリ一変までは…。天皇賞でも見せ場十分だったチェスナットコート、実績上位のフェイムゲーム、好仕上がりのパフォーマプロミスが上位候補か。

 ◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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