今週の丸山元気!

フィールドステイ 前走2着から好調キープ「スタートを決めて好位で」

[ 2018年5月18日 18:30 ]

今週は土日合わせて14鞍に騎乗します。新潟最終週もいい結果を残せるように頑張りたいと思います。

ジュンサロマ(土曜6R)は堅実なんですが、もうワンパンチ欲しいですね。スタートセンスはいいので、直線競馬がいい方に出れば。

フィールドステイ(土曜9R)は前走いい内容でしたからね。前走のようにスタートを決めて好位でうまく立ち回ればチャンスがあると思っています。

ヴォウジラール(土曜10R)は、まだこれからもっと良くなりそうなタイプですが、動きは悪くなかったですし、仕上がりは良さそうです。癖もなさそうなので、うまくエスコートしたいですね。

ダノンスターズ(土曜12R)の前走は距離が長すぎましたね。少しでも距離が短くなるのはいいと思いますし、変わり身に期待しています。

今週も応援をよろしくお願いします。

【山崎の見解】

●土曜日(19日・新潟)

5Rファイアプルーフ ☆☆ 展開に左右される面はあるが、長くいい脚を使い4着だった2走前の内容は悪くはない。最終週で差しの利く馬場になれば、食い込みも可能か。器用さがあるウインスラーヴァ、渋太さがあるコスモグラトナス、終い堅実なマルルーが上位候補か。

6Rジュンサロマ ☆☆☆ 近走もうひと押しが課題で、距離短縮はプラス材料。ダート短距離で好走している馬は直線競馬の適性も高く、初めての直線競馬でも上位争いは十分可能。スピード上位のプリンシアブラスカ、直線競馬は実績があるフォレストガーデン、距離短縮で前走変わり身を見せたレジェンドソウルが強敵か。

7Rオンリートゥモロー ☆☆☆ ダート路線に変更後は安定した成績。テンのスピードは上位で、先行有利な新潟なら先行押し切りも可能か。好仕上がりで条件もベストのタンゴ、堅実なクーリュ、揉まれなければ渋太いアルゴロオジエが強敵か。

9Rフィールドステイ ☆☆☆☆ 前走はタイム差なしの2着で走破時計も優秀。中間、栗東坂路で好時計をマークしているように状態も良く、今回も上位争い可能。脚抜きのいいダートは得意のアミーキティア、前走の終いの脚が目立っていたカガタクミナノユメ、叩いて状態上向きのアメイズミーが強敵か。

10Rヴォウジラール ☆☆☆ 2走前はスタートで挟まる不利が応えたが、前走は非凡な勝負根性を見せ0・1秒差4着。エンジンのかかりが遅く新潟外回りに替わるのは好材料で、末脚全開なら上位食い込み可能。良血馬で瞬発力も上位のバレリオ、新潟は実績があるナラトゥリス、前走楽勝のボナヴィーゴが強敵か。

11Rドウディ ☆☆☆ 前走は初めての1200メートルで追走に手間取っていたが、直線では素晴らし切れ味を発揮し1着。距離2度目で慣れが見込め、昇級戦でもやや低調な今回の組み合わせなら差のない競馬は十分可能。1000万での好走歴多数あるショウナンアエラ、終い堅実なキーナンバー、前走はスタート後に挟まる不利があったエクラミレネールが強敵か。

12Rダノンスターズ ☆☆ 相手なりで大崩れが少ないタイプで中間の動きも上々。前走は2600メートルが長く直線では手応えがなくなり大敗しているが、守備範囲の2400メートルなら変わる可能性は十分。新潟は相性抜群のフォーラウェイ、前走は脚を余したシンデン、好仕上がりのヴァントシルムが上位候補か。

●日曜日(20日・新潟)

2Rエイシンセレブ ☆☆☆ 前走は離された5着だったが、鼻出血を発症し参考外。休み明けになるが仕上がりは良く、1200メートルで今回のメンバー構成ならスピードは上位。安定感があるバットオールソー、前走の末脚が目立っていたアテンコール、平坦の新潟は合うラッシュウィンが強敵か。

3Rジュールドミュゲ ☆☆☆ 新馬戦では1・8秒離された5着も、骨っぽいメンバーが揃っていただけに評価は下がらない。休み明けになるが乗り込み量は十分で、低調な今回のメンバー構成なら上位争い可能。前走は出遅れが応えたヒメベニサクラ、初ダートだが素質高いアンシェンヌヴィル、先行力があるメイショウタンゴが強敵か。

5Rメイショウアドリア ☆ もうワンパンチほしい競馬続き。叩いた効果と鞍上の腕で、少しでも前進があればいいが…。安定感が出てきたシゲルジャンボイモ、中間の動きが良いボアヴィスタ、前走は粘り強さを見せたキョウワスピネルが上位候補か。

8Rユイフィーユ ☆☆ もうワンパンチ欲しいが、終いは堅実で大きくは崩れない点は評価できる。中間の雨で少し時計がかかれば食い込みがあっても。直線の長いコースは合うウェーブヒーロー、距離延長は歓迎のキャスパリーグ、終い堅実なクインズサンが上位候補か。

10Rプロキシマ ☆☆ 前走は距離が忙しく不発に終わったが、元々末脚は堅実なタイプ。実績のある1800メートルに戻れば、変わる可能性は十分。安定感が出てきたリリックドラマ、前走は折り合いを欠いたドリームソルジャー、叩いた上積み十分のアウステルリッツが上位候補か。

11Rオールインワン ☆ 昇級初戦の前走が12着。直線競馬の適性も未知で、ここでどこまでやれるか試金石か。直線競馬は得意なレジーナフォルテ、前走快勝のダイメエイプリンセス、昨年の当レース3着馬でハンデも軽いレッドラウダが上位候補か。

12Rアドマイヤジャズ ☆☆☆ 脚を余した2走前を除けば近走安定した成績。今の差しの利く馬場も歓迎で、流れひとつで上位争い可能。高いレベルで安定しているマイネルアムニス、クラス慣れしてきたメイショウハバネラ、立ち回りが器用なルーズベルトゲームが強敵か。

◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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