今週の丸山元気!

エリティエール ルージュバック妹に大きな期待「500万なら力は上」

[ 2018年5月11日 17:30 ]

 今週は土日合わせて16鞍に騎乗します。

 ユーデモニクス(土曜2R)の前走はうるさい面がありましたが、それでも終いは伸びましたからね。前走のような競馬をして、再度好レースを期待したいですね。

 エリティエール(土曜12R)は追い切りに乗りました。少しテンションの高いところはありますが、動きは良かったですし、500万なら力は上のはず。楽しみにしています。

 ウインストラグル(日曜12R)の前走はうまくいきましたが、ゲートが悪いですし、今回もそこがカギになりそうです。まだ前走だけでは何とも言えませんが、今回もいい位置で運んでどこまで頑張れるかという競馬が理想ですね。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】

●土曜日(12日・新潟)

2Rユーデモニクス ☆☆☆ 前走は直線で鋭い脚を使い2着とメドの立つ内容。平坦コースが合っている印象で、流れひとつで今回も上位食い込みがあっても。堅実なタイセイゴーディー、調教の動きが良くなってきたスマートギャッツビー、先行力があるレファレンスブックが強敵か。

3Rデイジーブリランテ ☆ 前走が後方のまま見せ場なく13着大敗。もう少し時間が必要か。終い堅実なマルケッサ、ブリンカー効果が見込めるアイシャ、叩いて動きが良くなったスタートアップが上位候補か。

5Rスズカワークシップ ☆☆ 前走の京都や3走前の小倉で見所のある末脚を使っており、平坦の新潟は合いそうなイメージ。今回はかなり低調な組み合わせでもあり、展開ひとつで上位食い込みがあっても。前走が惜しい3着だったナムラドノヴァン、距離延長は歓迎のサノサン、太目の前走を叩いて上積み十分のカーヴェドロワが上位候補か。

6Rクイックモーション ☆☆☆ 休み明けの前走を叩いて調教の動きが良化。初ブリンカーの効果も見込め、上位食い込みは十分可能。終い堅実なフレグラントブレス、新潟は相性が良いリュミエールドール、距離延長は歓迎のエンドレスコールが強敵か。

7Rダブルスプリット ☆☆ 前走は不良馬場に泣かされたが、馬場が良ければ終いは堅実なタイプ。一長一短のメンバー構成でもあり、流れひとつで変わり身があっても。近走の末脚が安定しているフィールブリーズ、使いつつ調子を上げているナンベーサン、調教の動きが良いツインプラネットが上位候補か。

8Rプラトリーナ ☆☆☆ 新潟は相性が良く、現級での好走歴がある1400メートルに変わるのも好材料。休み明けになるが調教の動きも良く、上位争いは十分可能。前走は惜しい4着だったサンライズマジック、好仕上がりで条件もベストのモンテヴェルデ、叩いた上積み十分のツキノミチが強敵か。

9Rパガットケーブ ☆ スタミナ豊富で2000メートル以上の長距離に良績が多く、1800メートルは若干忙しい印象。状態は良さそうだが、鞍上の腕でどこまで着順を上げられるか…。4戦連続で2着のフュージョンロック、長くいい脚を使うウォーターシャウト、急仕上げの前走を叩いて上積み十分のエイシンナセルが上位候補か。

12Rエリティエール ☆☆☆☆ まだキャリア3戦目だった前走でも、直線で鋭い脚を使い0・1秒差3着。ルージュバックの妹で素質は高く、直線の長い新潟外回りに変わるのも好材料。今回も上位争い必至。直線の長いコースは合いそうなチカノワール、安定しているフライングレディ、好仕上がりのアドヴェントスが強敵か。

●日曜日(13日・新潟)

1Rタイセイアピール ☆☆☆☆ 前走は初めての芝1200メートルだったが、勝ちに等しい内容の2着。中間の動きも良く、今回も上位争い可能。先行力があるカクテルドレス、芝1200メートルは合うコンセッションズ、安定感が出てきたドリームジャンボが強敵か。

2Rテーオーパートナー ☆☆ ここまで2戦して6、7着と悪くない内容。古馬相手に互角の動きを見せるなど中間の動きは良く、低調なローカルのメンバー構成なら上位食い込みがあっても。1200メートルは合うトウケイゴコウとウエスタンマリーヤ、初出走だが水準以上の時計で動いているメイショウルチルが上位候補か。

3Rグランサム ☆☆☆☆ 4戦して2着2回と今の未勝利なら力量上位。血統からダート替りは問題なく、芝での詰めの甘さを補えればアッサリがあっても。粘り強いスマートフレイ、前走好内容の2着だったピクシーピュール、距離短縮は好材料のモダンジャイブが強敵か。

6Rプリンセスビアンカ ☆ ここまで3戦して7着が最高着順。使いつつ末脚に磨きがかかればもう少しやれそうだが、現状では展開の助けが必要か。安定感が出てきたハイエストクイーン、好仕上がりのキクノロージズ、先行できれば渋太いアイスミディが上位候補か。

9Rサイモンミラベル ☆☆ 短距離に戻した前走は、最後まで渋太く食い下がり0・2秒差4着。今回は同型が少なく、マイペースで運べれば粘り込みがあっても。前走はスタート後に不利があったダークプリンセス、2戦連続で2着のハヤブサレディゴー、使いつつ調子を上げているサトノレーヌが上位候補か。

10Rベルウッドミライ ☆☆☆ 着順は7着だが、好メンバーが揃っていたなかで勝ち馬と0・4秒差なら内容は悪くはない。新潟内回りで、少し上がりがかかれば食い込みも可能。立て直して好仕上がりのリリーモントルー、芝の長丁場は合うブライトクォーツ、復調気配のシャリオヴァルトが強敵か。

11Rオンタケハート ☆☆ 近走ワンパンチ足りない競馬続きだが、現級で2着2回3着1回があり通用する力は持っている。1400メートルの前走を叩いて行きっぷりが戻れば、上位食い込みがあっても。現級では力量上位のシンギュラリティ、終い堅実なダノンキングダム、前走はスタート後に躓く不利があったピースマインドが上位候補か。

12Rウインストラグル ☆ 前走は3着も走破時計は平凡。まだアテに辛い面があり、直線競馬の適性も未知。試金石の一戦か。調教の動きが良く直線競馬は合いそうなルイ、先行力があるパールズベスト、直線競馬の適性が高いヤマニンベルベーヌが上位候補か。

◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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