今週の丸山元気!

良血モクレレ 気性に難ありも「いい結果を出せるようにエスコートしたい」

[ 2018年4月27日 17:30 ]

 今週は土日で13鞍に騎乗します。テン乗りの馬が多いですけど、いい結果を残せるように頑張りたいと思います。

 ファイブフォース(土曜11R)は調教で乗りましたが、動きは良かったですね。直線競馬も実績がありますし、頑張りたいと思います。

 モクレレ(土曜12R)は気性に難しいところがあると聞いていて、水曜に調教で乗った時も幾らかそういうところを感じました。それでも馬が馬ですし、状態自体は良さそうなので、何とかいい結果を出せるようにエスコートしたいと思います。

 今週も応援をよろしくお願いします。

【山崎の見解】

●土曜日(28日・新潟)

5Rタイセイトレンディ ☆☆☆ 前走は既走馬相手に好位から正攻法の競馬で4着。叩いた上積みとレース慣れが見込める今回は更に上位も可能。芝に戻るのは好材料のブラックジルベルト、直線の長いコースの方が持ち味が生きそうなナイルデルタ、小柄も末脚確かなペルネッティアが強敵か。

7Rザクイーン ☆☆ 時計のかかる今週の栗東坂路で52秒台をマークし仕上がりは良好。初ダートが鍵になるが、軽いダートの新潟なら対応できても。復調気配のクリノヴィクトリア、初ダートで前走3着と適性示したパーシーズベスト、堅実なフレグラントブレスが上位候補か。

8Rフィールドステイ ☆☆☆ 500万に昇級後も大崩れなく堅実。平坦の新潟でパンチ不足を補えれば、上位食い込みも可能。ブリンカー着用で前走2着と好走したイザ、短距離で変わり身を見せたマコトタリスマン、好仕上がりのウエスタンボルトが強敵か。

10Rカッパツハッチ ☆☆ 前走は初ダートで楽勝したが、新馬戦で2着と好走しているように芝でも対応可能。強行軍のローテーションがどうかだが、能力自体は500万でも通用。前走初めての1200メートルで完勝だったニシノキントウン、持ち時計上位のロンス、終い堅実なヴェルスパーが上位候補か。

11Rファイブフォース ☆☆ 直線競馬の適性は高く、500万を勝ち、3走前には現級でも内めの枠から0・1秒差5着と好走。休み明けの方がいいタイプで、適条件で変わる可能性も。直線競馬は得意なレッドラウダ、1000万では力量上位のウォーターラボ、状態の良さが目立つスペチアーレが上位候補か。

12Rモクレレ ☆☆☆☆ 使いつつ体が絞れ、ここにきて状態が上がってきた印象。500万なら力量上位の存在で、新潟外回り向きの瞬発力も十分。能力全開なら上位争い可能。堅実なアバルラータ、好仕上がりのアウステルリッツ、近走はスムーズさを欠いているライトオブピースが強敵か。

●日曜日(29日・新潟)

2Rジュンサロマ ☆☆☆☆ スピードを生かせる短距離は合っており、成績が安定。平坦の新潟ならもう一押しも可能。終い堅実なワンダーポピュレル、高いレベルで安定しているアポロアミ、初ダートで前走2着と好走したダイヤモンドベガが強敵か。

5Rバイオスパーク ☆☆☆☆ 前走は4着に敗れたが、出遅れが敗因。末脚を存分に生かせる新潟外回りは合いそうな印象で、巻き返しは十分可能。長い直線は合うロードザナドゥ、前走の末脚が目立っていたテンノカガヤキ、距離短縮は好材料のヒルトップパレスが強敵か。

8Rエイシンクリック ☆☆☆☆☆ 長くいい脚を使えるタイプで、近走も安定した成績。調教で好時計をマークし仕上がりは良好。かなり低調な今回の組み合わせなら好勝負必至。未勝利馬だが前走500万でも3着と好走したダブルバインドが最大の強敵だが、芝替りは好材料のファントムグレイも侮れない。

9Rグローリアスクロワ ☆☆ 前走は直線でしっかり脚を使い3着。展開に左右され不安定な面はあるが、展開ひとつで今回も食い込みがあっても。3戦連続で2着のグランドガール、終い堅実なダークプリンセス、安定感があるシャンパンサーベルが上位候補か。

10Rキャナルストリート ☆☆ 2走前に現1600万パルティトゥーラの2着があり、500万で通用する力は証明済み。前走は距離が長かった印象だが、1400メートルに短くなれば変わり身があっても。5戦連続で2着のウインシャトレーヌ、立ち回りが上手なマイネルアムニス、好仕上がりのヤマニンペダラーダが上位候補か。

11Rウインソワレ ☆ 先手を取れれば渋太いタイプだが、実績の乏しいマイル戦で直線の長い新潟外回りに変わるのも疑問。ここでどんな競馬ができるか、力試しの一戦か。新潟巧者のアポロノシンザン、復調気配のタイセイサミット、充実著しいスターオブペルシャが上位候補か。

12Rサハラファイター ☆☆ 新潟ダート1800メートルは、好時計で500万を勝っているように得意なコース。過去に現級勝ちの実績もあり、ハンデ戦なら展開ひとつで食い込みがあっても。ここにきて力を付けているルドルフィーナ、長くいい脚を使うフォースライン、新潟は相性が良いオールウェイズゼアが上位候補か。

 ◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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