今週の丸山元気!

シンコーマーチャン 外枠欲しかったが…「揉まれない競馬でどこまで頑張るか」

[ 2018年4月14日 20:00 ]

 ◎丸山元気騎手のコメント

 今週は土日合わせて16鞍に騎乗します。テン乗りの馬が多いですが、今週もいい結果を残せるように頑張りたいと思います。

 ニシノエアレス(土曜8R)は終いにどれだけ脚を使えるかですね。展開が向くかどうかです。

 シンコーマーチャン(土曜9R)は前走のようにスムーズな競馬が理想だったので、外枠が欲しかったのですが…。今回も揉まれない競馬で、どこまで頑張ってくれるかになりそうです。

 コウギョウブライト(土曜10R)は追い切りに乗りましたが、状態は良さそうでした。ただ、ダートの方が良さそうな感じだったので、芝替りがどうかですね

今週も応援をよろしくお願いします。

 ◎山崎の見解

 土曜日

 1Rケイジーワンダー ☆

 ここまで4戦しているが、全て2桁着順。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。前走は前が壁になり不完全燃焼だったスマートギャッツビー、血統からダート替り歓迎のクイーンズテソーロ、大型馬で叩いた上積み十分のブラックピクシーが上位候補か。

 2Rサンビクトリア ☆

 追い切り本数が少なく動きも一息。使いつつ力を付けてからか。初出走だが水準以上の時計が出ているベルダニューブ、前走はチークP効果で2着と好走したドリームジャンボ、好仕上がりのカクテルドレスが上位候補か。

3Rサンライズコロン ☆☆☆☆

 2走前に小倉ダート1700メートルで好時計の2着。前走は阪神ダート1800メートルで甘くなったが、条件ベストの今回は巻き返し可能。先行力があるビップヴァリアントとノーブルスピリット、福島目標に好仕上がりのレオステップアップが強敵か。

 4Rサトノゲイル ☆☆☆

 新馬戦では2番人気に支持されるも、道悪馬場に泣かされ6着。一息入ったが仕上がりは良く、良馬場なら変わり身があっても。好仕上がりで福島実績もあるバリエンテ、良血馬で新馬戦ではタイム差なしの3着だったグレンガリー、初出走だが素軽い動きを見せているクレージーバローズが強敵か。

 5Rドゥエベリーニ ☆

 3戦して9着が最高着順とやや物足りない成績。距離短縮でどこまで変わるかだが…。1200メートルは2戦2連対のミフトゥーロ、条件ベストのリュウドカズマ、小柄で減量騎手と坂の緩い福島は合いそうなレイヤーハートが上位候補か。

7Rメイショウルミナス ☆☆

 坂路中心の仕上げが多かったが、この中間はコース追いに変えて素晴らしい動きを披露。3走前に2着と通用する力は持っており、ローカルのメンバー構成なら食い込みがあっても。自在性が出て安定していたノーブルスノー、堅実なグレイスニコ、安定感が出てきたショーカノンが上位候補か。

 8Rニシノエアレス ☆☆

 3走前に福島1200メートルで4着があるが、その時の走破時計は悪くない。終い一辺倒の脚質だが、展開が向けば食い込みがあっても。前走はオーバーペースだったブランデーグラス、少し時計のかかる芝は得意のマカレア、現級勝ちの実績があるクラウンアゲンが上位候補か。

 9Rシンコーマーチャン ☆☆☆

 前走はブリンカー効果とすんなり先行できたことで2着と好走。揉まれた際の不安は残るが、スムーズなら今回も上位争い可能。長くいい脚を使えるメエイショウバンカラ、渋太さがあるライデンバローズ、好仕上がりのガクチカキッズが強敵か。

 10Rコウギョウブライト ☆☆

 本来はダート向きだが、相手なりに大崩れなく走れそうなタイプ。やや低調な今回の組み合わせなら食い込みがあっても。相手関係が楽になったウィズ、先行力があるシンデレラメイク、芝替りは歓迎のロイズブルーが上位候補か。

 11Rミッキーオフィサー ☆

 地方で勝ち上がり賞金を加算した馬で、昇級初戦の前走も14着と大敗。もう少し力を付けないと厳しいか。完全復調のスーパーモリオン、前走楽勝だったストロベリームーン、福島で勝ち鞍があるポップシンガーが上位候補か。

 日曜日

 1Rリネンスイープ ☆☆

 テンのスピードがあり福島ダート1150メートルは合いそうなタイプ。小柄だがしっかり調教を積んで仕上がりは良好。今回のメンバー構成なら食い込みがあっても。渋太さがあるリンクスナナ、ダート慣れが見込めるキャンディソング、堅実なカポラヴォーロが上位候補か。

 2Rホクトスズラン ☆☆

 ここまでの成績は一息だが、今回はかなり低調なメンバー構成。スピードがあり、1200メートルで新味が出る可能性は十分。前走の終いの脚が良かったアイアムヒメ、今回と同じ舞台で2着があるテルキーネス、入念に乗り込まれ仕上がりの良さが目立つララマが上位候補か。

 6Rキリンノツバサ ☆

 5戦しているが成績が上がってこない。立て直した効果と初ダートでメドの立つ競馬ができればいいが…。器用さがあるネオバスティーユ、距離延長は歓迎のスキップガール、ダート慣れが見込めるテネイシャスが上位候補か。

 7Rベストティアーズ ☆☆

 前走は逃げる競馬で3着と収穫のある内容。小回りの方が競馬がしやすい印象で、マイペースで運べれば上位争い可能。終い堅実なルエヴェルロール、暖かくなり状態が上がっているミヤビエンブレム、好上がりのラグナアズーラが上位候補か。

 10Rウインストラグル ☆

 大敗続きでメドが立っていない現状。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。前走2着と1200メートルは合うナタリーバローズ、堅実なアポロリュウセイ、前走は出遅れて流れに乗れなかったザベストエバーが上位候補か。

 11Rアダムバローズ ☆☆

 近2走はダートで度外視できる内容。芝2000メートルは3勝と条件ベストで、ハンデ戦なら上位食い込みがあっても。昨年のダービー4着馬マイスタイル、小回りは合うレトロロック、立ち回りが上手なノーブルマーズが上位候補か。

 ◆山崎啓介

 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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