今週の丸山元気!

福島開幕週好スタートへ サウンドドゥイット「小回りの方がいい」

[ 2018年4月6日 11:30 ]

 今週は土日合わせて16鞍に騎乗します。福島開幕週、いいスタートを切れるように頑張りたいと思います。

 スフェーン(土曜9R)は気難しくて追い切りができませんが、それでも前走は頑張ってくれましたからね。前走を使って良くなっていれば、もっとやれるかもしれません。

 ミヤビチーター(日曜2R)の前走はノメっていました。雨予報がどうかですけど、開幕週で馬場はいいと思いますし、もう少し楽についていければチャンスがあっていいと思います。

 サクラユニヴァース(日曜5R)は追い切りに乗りましたが、能力はありますね。ただ、少しうるさい面があるので、当日の落ち着きが鍵になりそうです。

 スパイチャクラ(日曜9R)は前走押し切ってほしかったんですけどね。小回りの方が合っていますし、使いつつ状態が良くなっていればチャンスがあっていい馬です。

 ヤマニンリュウセイ(日曜10R)は力はありますし、前走のような競馬をしてどこまでやれるか。開幕週の馬場はいいと思います。

 サウンドドゥイット(日曜12R)は休み明けがどうかですけど、小回りの方がいいですし、終いは堅実に脚を使ってくれますからね。できれば内枠がほしいですね。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 ●土曜日(7日・福島)

 1Rゲームチェンジャー ☆ 初戦が15着と大敗。立て直した効果とダート替りで少しでも前進があればいいが…。終い堅実なサンライズアミーゴ、一戦毎にレース振りが良くなっているマトラッセ、血統からダート替り歓迎のヴァリアスシチーが上位候補か。

 2Rチムニースイーパー ☆ 初戦が8着と物足りず、放牧明けで中間の動きももうひとつ。使いつつ良くなってからか。坂の緩い福島は好材料のセレブレーション、堅実なクラウンチャンプ、好仕上がりのサラドリームが上位候補か。

 7Rメイショウスイレン ☆ 大敗続きで成績が上がってこない。ダート短距離で変わり身があればいいが…。叩いて状態上向きのコケット、前走の末脚が目立っていたワンダーポビュレル、小柄で坂の緩い福島は歓迎のドロテーアが上位候補か。

 8Rノチェブランカ ☆ ここまで3戦しているが、全て2桁着順。立て直した効果でどこまで変わるかだが…。堅実なウインレーヴドール、長距離で変り身を見せたジャディード、調教の動き抜群のショウナンバリウスが上位候補か。

 9Rスフェーン ☆☆ 前走は休み明けだったが、直線で見所のある末脚を使い0・3秒差5着。気性的に追い切りができないタイプで、実戦を使った上積みは十分。叩き2戦目で上位食い込みも可能。小回りの短距離は合うアルゴロオジエ、2戦連続で2着と安定感が出てきたグランドガール、逃げれば渋太いアンチャーテッドが上位候補か。

 10Rドラゴンハート ☆☆ 未勝利勝ち後の成績は一息だが、揉まれ弱さを改善するために今回はブリンカーを着用。手頃な頭数でもあり、好位でスムーズに運べれば変わり身があっても。前走は強敵相手に少差だったフィールインラヴ、使いつつ力を付けているオーディットエール、渋太さがあるトーセンクリーガーが上位候補か。

 11Rミエノドリーマー ☆ 1000万に昇級後の成績が一息。500万勝ちの実績がある福島に戻り、少しでも前進できればいいが…。好仕上がりで先行力も抜群のエリシェヴァ、現級勝ちの実績があるレーヴムーン、芝では底を見せていないシンボリバーグが上位候補か。

 12Rタガノガジュマル ☆ 過去に現級勝ちの実績があるが、終い一辺倒で展開に左右される面が残る。開幕週の馬場も疑問で、上位圏内までは…。良血馬で仕上がりも良いスイーズドリイームス、前走は前が壁になり脚を余したエイブルボス、中央再転厩初戦だが500万でも能力は通用するペガーズが上位候補か。

 ●日曜日(8日・福島)

 2Rミヤビチーター ☆☆☆ 2着2回があるように、今の未勝利では能力上位。前走は馬場が悪くノメっていたとのことで、開幕週の綺麗な馬場は好材料。相手関係も楽になった印象で上位争い可能。好仕上がりのディアサルファー、初芝だが先行力があるブライトパス、放牧で立て直したダウンタウンキラリが強敵か。

 3Rトルセドール ☆☆ 久し振りのダートになるが、元々はダートで未勝利を勝ち上がった馬。入念に乗り込み太目感はなく、低調な今回の組み合わせなら変わり身があっても。安定感が出てきたメイショウタカトラ、一息入れて立て直したダノンプレシャスが上位候補か。

 5Rサクラユニヴァース ☆☆☆ 前走は既走馬相手に2着と能力を示す好内容。小回りや距離延長など未知な面はあるが、中間の動きが良く上位争いは可能。前走はチグハグな競馬だったペイシェンス、初出走だが素質十分のナナセマルが強敵か。

 7Rグランディスカーペ ☆ ダートでは堅実だが、今回の芝中距離をこなせるかは未知。気性的に難しい面もあり、どこまで善戦できるか…。渋太さ十分のデクレアラー、好仕上がりのバイオスパーク、小回りでもう一押しを狙うユイフェンネスが上位候補か。

 9Rスパイチャクラ ☆☆☆☆ もう一押しが課題だが、過去に現級勝ちがあり前走も2着と好走。相手関係も楽になった印象で、今回も上位争い可能。渋太く脚を使うカトルラポール、立て直して状態が良くなっているワンダフルラッシュ、福島は堅実なアプトが強敵か。

 10Rヤマニンリュウセイ ☆☆☆ 過去に現級勝ちの実績がある馬で小回りコースも好相性。前走2着と復調してきた印象もあり、今回のメンバーなら上位争い可能。終い堅実なモクレレ、開幕週の馬場は歓迎のリリックドラマ、安定感が出てきたハウエバーが強敵か。

 11Rビスカリア ☆☆ 他力本願な面があるが、過去に現級での好走歴が多数。流れひとつで食い込みがあっても。福島は相性が良いコティニャック、現級で2着が2回あるカネノイロ、先行力があるヒルノサルバドールが上位候補か。

 12Rサウンドドゥイット ☆☆☆ 休み明けになるが、最終追い切りで好時計をマークし仕上がりは良好。終いは堅実なタイプで上位食い込みは十分可能。開幕週の馬場は好材料のトーセンアルバータ、芝短距離はベストのトーセンクリス、距離短縮がプラスに出そうなスノーマンが強敵か。

 ◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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