今週の丸山元気!

ニシノヒナマツリ状態上向き コース適性も十分で「チャンスはある」

[ 2018年2月23日 17:00 ]

 今週は土日合わせて14鞍に騎乗します。

 アリババ(土曜3R)は調教で乗りましたが、すこし怖がるところがあったり、まだ気持ちに余裕がない感じがあります。未勝利ならやれてもいいスピードはありそうですが、その辺がどうかですね。

 ブレイクエース(土曜7R)は稽古の動きは悪くないので、あとは気持ち次第ですね。

 ジャッキー(土曜11R)は前走いい脚を使ってくれました。ただ、2600メートルは少し長いかもしれません。うまく立ち回って行ければですね。

 ニシノヒナマツリ(土曜12R)の前走は少し硬さがありました。今週の追い切りではノビノビと走れていますし、この状態で臨めればチャンスはあるはず。そろそろいい結果を出したいですね。

 キタノユーリン(日曜2R)は中間跨っていないので、休み明けで状態がどうかわかりませんが、1000メートルでも対応はできると思っています。500万を勝てる力はありますし、頑張りたいですね。

 リュミエールドール(日曜6R)は大崩れはありませんが、少し気分屋なところがあるんです。小回りは合っていると思うので、気持ちひとつだと思います。

 ブラウンアニマート(日曜9R)は終いは脚を使ってくれますし、展開次第です。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】

 ●土曜日(2月24日・小倉)

 3Rアリババ ☆☆ 新馬戦4着時の時計や内容は悪くない。近走はダートで一息だが、芝に戻れば前進は可能。好仕上がりで小倉実績もあるアップファーレン、堅実なステラローザ、芝短距離で変わりそうなシャンデリアスピンが上位候補か。

 7Rブレイクエース ☆☆ 昨年の小倉で現級勝ちの実績あり。滞在効果で中間の気配が良くなり、展開ひとつで上位食い込みがあっても。ダートでは底を見せていないフュージョンロック、2戦連続で2着のメイショウナンプウが上位候補か。

 8Rビービーパドル ☆ 近走が2桁着順続き。初芝でどこまで変わるかだが…。未勝利馬だが500万での好走歴が多数あるファントムグレイ、前走は厳しい競馬だったマイネルシュバリエ、小回りは合うマイネルザウバアが上位候補か。

 10Rメジャーマジック ☆☆ 前走は初ダートだったが、前々の競馬から押し切る強い内容。相手は強くなるが、勝負根性は非凡で昇級でも差のない競馬は十分可能。安定感十分のサージュミノル、好仕上がりのコマビショウ、小回り替わりは好材料のブロンズケイが上位候補か。

 11Rジャッキー ☆☆ 前走は直線でいい脚を使い0・2秒差5着とメドの立つ内容。距離延長がカギになるが、末脚の生きる展開になれば食い込みがあっても。前走快勝のテーオーフォルテ、良血馬で叩いた上積みも見込めるグローブシアター、小回りは合うミルトプレストが上位候補か。

 12Rニシノヒナマツリ ☆☆☆ 小倉1200メートルで未勝利勝ちをしており、前走も0・2秒差3着とコース適性は十分。叩いた上積みが見込める今回は更に上位も可能。前走の走破時計が優秀なマイネルアムニス、調教の動きが良いショウナンアヴィド、前走は出遅れて流れに乗れなかったトウカイクローネが強敵か。

 ●日曜日(2月25日・小倉)

 2Rキタノユーリン ☆☆ 休み明けの割に乗り込み本数が少ない点がどうかだが、今回のメンバーならスピード上位。逃げなくても好位で運べるセンスの良さもあり、上位食い込みは十分可能。ダート短距離では底を見せていないフィネス、距離短縮で変わり身を見せたカズマペッピーノ、調教の動きがいいスーセントマリーが上位候補か。

 3Rアクアレーヌ ☆ ここまで3戦しているが、7着が最高着順。立て直した効果でどこまで変わるかだが…。2戦連続で2着のレーヴドリーブ、終い堅実なレオコックブルー、叩いて動きが良くなっているミッキーチャームが上位候補か。

 5Rロジピエナ ☆ 4戦しているが、なかなか成績が上がってこない。距離延長でいい面が出ればいいが…。中距離は合うアリストライン、小回り向きの先行力があるナンゴクアイネット、安定感があるロードマドリードが上位候補か。

 6Rリュミエールドール ☆☆☆ 前走は早めに先頭に立つ強引な競馬。癖を知っている丸山騎手に戻るのは好材料で、福島で未勝利を勝っているように小回り1700メートルも条件ベスト。上位争いは十分可能。前走タイム差なしの2着だったスズカスマート、安定感が出てきたアルスフェルト、現級勝ちの実績があるエキドナが強敵か。

 8Rオルロフ ☆ 脚部不安により、今回は1年以上の休み明け。休養前の成績も一息で、上位争いまでは…。小倉は好相性のキラーコンテンツ、小回り平坦なら粘りが増しそうなミルトドリーム、叩いて調教の動きが良くなったロックオンが上位候補か。

 9Rブラウンアニマート ☆☆ 1年前に小倉ダート1700メートルで現級勝ちの実績あり。前走も5着と復調窺える内容で、流れひとつで上位食い込みも。粘り強さ十分のライデンバローズ、堅実なクリノキング、放牧明けだが中間の動き上々のドルチェリアが上位候補か。

 10Rレイトブルーマー ☆☆ 前走は案外だったが、2走前に小回りの福島で3着と好走。叩いた上積みも見込め、変わる可能性は十分。終い堅実なマイネルブレッジ、前走はスタートで躓く不利があったデルマオギン、好仕上がりのハウエバーが上位候補か。

 11Rサンライズタイセイ ☆☆ 同舞台でオープン特別3着があるなど、コース適性は十分。一叩きされた上積みも見込め、やや低調な今回の組み合わせなら上位進出があっても。本格化してきたメイショウフェイク、前走タイム差なしの2着だったプロフェット、自己条件に戻るタニノアーバンシーが上位候補か。

 ◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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