今週の丸山元気!

ニシノヒナマツリ 相性の良い小倉でVへ「変わり身に期待」

[ 2018年2月9日 17:25 ]

 今週は土曜と月曜に小倉で、合わせて10鞍に騎乗します。

 ツクバクロオー(土曜3R)は休ませて馬は良くなっています。能力はある馬ですし、いい結果を残せるように頑張ります。

 ニシノヒナマツリ(土曜7R)は休み明けになりますが、状態はマズマズ。芝の方がいい馬ですし、小倉で未勝利を勝っていますからね。変わり身に期待しています。

 ブレイクエース(土曜12R)は終いは脚を使いますし、道中リズム良く運んでどこまでやれるかですね。

 ピッツィカート(月曜6R)は小回りに替わるのはいいと思います。終いは堅実ですし、展開次第ですね。

 ヒトノワドリーム(月曜7R)は動きは悪くないので、気分良く運べればもう少しやれてもいいと思います。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】

 ●土曜日(2月10日・小倉)

 3Rツクバクロオー ☆☆☆ 新馬戦でタイム差なしの2着があり能力は十分。放牧で立て直し、直前の動きも上々。開幕週の馬場も好材料で、休み明けでも上位食い込みは十分可能。動きが良く小回り適性もあるロンス、いい勝負根性を持っているマキナガラージュ、1200メートルは合うウィナーポイントが強敵か。

 7Rニシノヒナマツリ ☆☆☆ 前走大敗も初ダートで参考外。小倉1200メートルは未勝利勝ちをした舞台で、3走前に現級3着と通用する力もある。今回のメンバーなら上位争いは十分可能。堅実なシエルブラン、タメが利けば終い堅実なプレイヤード、道悪は苦にしないヤマニンシーベリーが強敵か。

 12Rブレイクエース ☆☆ 小倉ダート1700メートルは得意で、現級勝ちを含め500万での好走歴は多数。脚抜きのいいダートの実績もあり、展開ひとつで上位食い込みも可能。終い堅実なレッドウィズダムとメイショウナンプウ、小回り向きの器用さがあるイイデファイナルが上位候補か。

 ●月曜日(2月12日・小倉)

 1Rタレンティドガイ ☆☆ 3戦全て2桁着順だが、血統からダート替わりは魅力。最終追い切りでは古馬1000万に先着するなど動きも上々で、変わる可能性も。ダートで安定感が出たウインネプチューン、前走初ダートで変わり身を見せたキョウワスピネル、減量騎手でもうひと押しを狙うアイコンタクトが上位候補か。

 2Rハイデンガールズ ☆☆☆ 昨年、今回と同じ小倉ダート1000メートルで現級勝ちの実績あり。近走成績は一息だが、立て直した効果で最終追い切りでは上々の時計をマーク。ブリンカー効果も見込め、変わる可能性は十分。昇級初戦の前走でメドを立てたタイセイスマッシュ、実績あるダートに戻るキョウワヒラリー、1000メートルは堅実なウイナーズロードが強敵か。

 3Rスターアイリス ☆☆ 阪神や中京では大敗しているが、一本調子な走りで坂で止まっている印象。開幕週の馬場、小回り平坦の小倉に替わるのは好材料で、前々で運べれば粘り込みがあっても。距離短縮は魅力のニシノプログレス、前走は厳しい展開だったクッカ、大崩れが少ないケイココサージュが上位候補か。

 5Rオテンバランナー ☆☆☆ 再仕上げになるが、追い切りで上々の時計をマークするなど、新馬戦としては及第点の動き。半兄セカンドテーブルは小倉1200メートルで新馬勝ちをし、重賞でも好走している快速馬。初戦から上位食い込みがあっても。栗東坂路で好時計をマークしているエイシンデネブ、オープン馬相手に上々の動きを見せているゲンパチマハロ、良血馬で目立つ動きも見せているブライトパスが強敵か。

 6Rピッツィカート ☆☆☆ 展開に左右される脚質ではあるが、長くいい脚を使えるタイプで小回り替わりは好材料。叩いた効果も見込め、上位争いは十分可能。小回り2600メートルは合っているトロピカルストーム、クラス慣れしてきたピエナアラシ、道悪は歓迎のマルカブリスクが強敵か。

 7Rヒトノワドリーム ☆ 未勝利勝ち後は掲示板なし。もう少し力を付けないと上位争いまでは…。終い堅実なタガノジーニアス、小回り替わりは好材料のアドラメレク、近2走はペースが厳しかったライデンバローズが上位候補か。

 10Rジャッキー ☆ ハンデ戦なら1000万でも掲示板にきているが、定量戦ではパンチ不足。展開の助けがないと上位は…。開幕週向きの先行力があるスズカディープ、距離延長で変り身を見せたモザイク、ここにきて地力を付けているバリングラが上位候補か。

 ◆山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

続きを表示

バックナンバー

もっと見る