ステイブラビッシモ　初コンビで決める「レース楽しみ」

　今週は土日合わせて１６鞍に騎乗します。たくさんの騎乗依頼をいただきましたし、今週もいい結果を残せるように頑張りたいと思います。

　ストレイシープ（土曜１Ｒ）は前走も惜しい競馬でした。右回りでも問題ないと思いますし、そろそろ決めたいですね。

　ブレイクエース（土曜１０Ｒ）は中間追い切りで乗っていますが、状態は良さそうですね。いつも通り後ろからの競馬になると思いますが、あとは展開がハマるかどうかです。

　ステイブラビッシモ（土曜１１Ｒ）は先週乗りましたが、動きは良かったです。１０００万でも上位争いしている馬ですし、レースでは初めての騎乗になりますが、楽しみにしています。

　ピッツィカート（日曜７Ｒ）はアテにしづらい所がありますが、このクラスでもやれる力はありますからね。流れひとつです。

　レイトブルーマー（日曜１０Ｒ）は先週乗りましたが、難しい所があるのでその辺がどうか。能力はありそうですが…。

　今週も応援をよろしくお願いします。

　【山崎の見解】

●土曜日(１１月１８日・福島)

　１Ｒストレイシープ　☆☆☆☆　前走は最内枠の馬に上手く立ち回られ展開のアヤ。２戦してともに２着と未勝利なら力量上位の存在で、勝ち負け必至。ダートで安定しているマリノディアナ、減量騎手でもう一押しを狙うサノノタテヤマ、前走好内容のエルモアレッタが強敵か。

　２Ｒロードソリスト　☆☆　５００万に昇級後は一息の成績だが、好時計で未勝利勝ちしているように５００万でもスピードは通用。使いつつ調子を上げている印象があり、ローカルのメンバー構成なら食い込みがあっても。近走ハイレベルなメンバー相手に差のない競馬をしているダノンプレシャス、ブリンカー着用で前走一変したボナパルト、先行力があるアテンフェスタが上位候補か。

　４Ｒハーレムライン　☆☆　前走は０・３秒差３着と２戦目で大幅にレース内容が良化。器用に立ち回れるタイプで小回りの福島は歓迎。今回も上位争いは十分可能。前走より相手関係が楽になったシャドウラーテル、終い堅実なカフジフロンティア、渋太さあるトーセンクリーガーが上位候補か。

　５Ｒホウオウサマンサ　☆☆　そこまで目立つ時計は出ていないが、乗り込み量は豊富で仕上がりは良好。やや低調な組み合わせだけに、仕上がりの良さで上位食い込みがあっても。古馬と併せて互角以上の動きを見せているロサグラウカ、最終追い切りで水準以上の動きをマークしたテンタマユキノブ、好馬体のヒューリスティクスが上位候補か。

　７Ｒペイシャゲラン　☆☆☆　優秀な時計で未勝利を勝っているように５００万でも通用する下地はある。前走は休み明けのぶん終い甘くなり５着だったが、叩いた今回は上位食い込みがあっても。小回り向きの先行力があるシエルブラン、終い堅実なニシノエアレス、好仕上がりのアンジェリーが強敵か。

　９Ｒアドマイヤジャズ　☆☆　一瞬の脚が身上で、直線の短い福島は好材料。休み明けだが入念に乗り込まれて仕上がりも良好。展開ひとつで上位食い込みも。渋太さがあるハルク、過去に現級勝ちの実績があるマイネルパッセ、立て直して好仕上がりのマカレアが上位候補か。

　１０Ｒブレイクエース　☆☆　展開に左右される面はあるが、小回りで長くいい脚を使う競馬はベスト。脚抜きのいいダートで良績が多く、週末の雨予報はむしろ歓迎。今回のメンバー構成なら食い込みがあっても。ダートでは底を見せていないディアシューター、好仕上がりのサウスザスナイパー、終い堅実なラレータが上位候補か。

　１１Ｒステイブラビッシモ　☆☆☆☆　過去に１０００万で２着２回３着４回があるように力量上位の存在。福島も３戦２勝と相性が良く、今回も上位争い可能。終い堅実なマイネルレオーネ、相手なりに走るトータルソッカー、福島は堅実なヒメタチバナが強敵か。

　１２Ｒウォーブル　☆☆　丸山騎手が騎乗し未勝利勝ち。小回りでマクる競馬がこの馬のスタイルで、流れひとつで粘り込みがあっても。立て直して好仕上がりもシャリオヴァルト、安定感が出てきたストーリーセラー、前走は脚を余したメイショウフェイクが上位候補か。

●日曜日(１１月１９日・福島)

　２Ｒウィズワンアセント　☆☆☆　ダート路線に変更後は安定した成績。スタミナ十分で距離延長は好材料。叩いた効果も見込め、上位争いは十分可能。ダート長距離は安定しているレッドゼノンとサイドチェンジ、長くいい脚を使うメイショウゴテツが強敵か。

　３Ｒアオイサンライズ　☆☆　終いに脚を伸ばし昇級初戦の前走で６着なら及第点。レース振りから距離延長は歓迎で、叩いた上積みも十分。今回のメンバーなら上位食い込みがあっても。好時計で未勝利を勝ち上がったペイシャオブワキア、使いつつ復調気配のライムチャン、前走は不利があったララベスラーナが上位候補か。

　７Ｒピッツィカート　☆☆☆　２走前のタイム差なし３着が好内容。前走ノメって大きく負けているように週末の雨予報は心配だが、良馬場で臨めれば上位食い込みは十分可能。長距離は安定しているトロピカルストーム、前走は包まれ不完全燃焼のミルトプレスト、渋太さ十分のマイネルクラフトが強敵か。

　９Ｒトーホウビスカヤ　☆　５００万昇級後はワンパンチ足りない競馬続き。鞍上の腕で、少しでも前進があればいいが…。距離短縮は歓迎のサラデコラシオン、小回り１２００メートルはベストのジェスロ、好仕上がりのビックリシタナモーが上位候補か。

　１０Ｒレイトブルーマー　☆☆　新馬勝ちし、好メンバーの揃ったすみれＳでも４着と地力は十分。丸山騎手はやや慎重だが、力を出し切れれば上位食い込みがあっても。堅実なヨシノザクラとスターファセット、不完全燃焼の競馬が続くレッドミラベルが強敵か。

　１１Ｒトミケンユークアイ　☆　８歳馬でもテンのスピードは健在だが、終いの踏ん張りはもうひとつ。今回は同型も多く、上位争いとなると…。叩いて状態上向きもサングラス、福島巧者のブラゾンドゥリス、終い堅実なアルタイルが上位候補か。

　１２Ｒサウンドドゥイット　☆☆☆　毎回、終いの脚は堅実なタイプ。末脚の生きる最終週の馬場は好材料で、上位食い込みは十分可能。距離短縮で変わり身を見せたコスモペリドット、降級２戦目のスキャットエディ、放牧で立て直したペイシャマリヤが強敵か。