海外ターフ事情

殿下と契約切れたルメール 次は日本で?

[ 2013年9月5日 06:00 ]

 欧州の大馬主アガ・カーン殿下の仏国における主戦騎手が、今季のクリストフ・ルメール(34)から来季はクリストフ・スミヨン(32)に交代することになった。殿下の競馬組織アガ・カーン・スタッドから、2日に発表があったものだ。

 10年から主戦を務めてきたルメール。サラフィナによるG1仏オークス、シャレータによるG1ヴェルメイユ賞など、10~12年の3シーズンで9つのG1を制したコンビだったが、今季は不振でここまでG1制覇は一つもない。アガ・カーンの所有馬は今季愛国でも不振で、1週前には愛国における主戦のデクラン・マクドノフとも来季は契約を更新しない旨の発表があったばかりだ。

 来季から仏国に置く馬に騎乗することになったスミヨンは、実は02年から09年までアガ・カーンの主戦を務めた経験があり、G1凱旋門賞を2度(03年ダラカニ、08年ザルカヴァ)制している。

 さて、ルメールが来季どこと契約するかに焦点が移る。腕利きだけに欧州でも引っ張りだこだろうが、通年で乗れるようになった日本が選択肢に入ってくる可能性もあるかもしれない。(競馬評論家)

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