【Ｇ１下関競帝王決定戦】有子のボート事始

長府駅の改札を出ると目の前にはボートレース下関
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　芦屋、徳山、福岡、からつ…。初心者がボートレースを極めようと、各地のボートレース場を巡ってきました。舟券に挑戦すればするほど身に染みる、的中の難しさと面白さ…。今回は、あす２６日から「開設５９周年記念Ｇ１競帝王決定戦」が開催されるボートレース下関にお邪魔しました。下関といえば、何といっても「ふぐ」！ご当地では「ふく」と呼ばれる今が旬の高級食材の資金獲得へ、舟券に「福」が訪れますように！

（１）山陽新幹線「新下関駅」から一駅、ＪＲ「長府駅」に到着。

（２）長府駅の改札を出ると目の前にボートレース下関が！駅の正面に位置し駅から徒歩５分程度で到着という、抜群のアクセスを誇ります。

（３）百円を払って入場。ボートレース下関では「片道（帰路）無料サービス」を実施（一人当日１回限り）。ＪＲ利用の場合は、長府駅で押印してもらった切符と引き換えに、在来線９５０円までの回数券がもらえます。自家用車利用の場合は、高速料金の当日領収書、証明書が必要となります。（引換の締切に注意）。

（４）勝負の前にまずは腹ごしらえ。場内のレストラン「福寿」で珍しいメニュー「くじらかつ定食」（８５０円）を発見！他ではお目にかかれない地域性あふれるご当地メニューはおススメです。

（５）前回利用して気に入ったので、今回も「ロイヤルルーム」（２千円）で観戦。リッチ感が漂う空間でスポニチの情報や映し出されるオッズを参考にしながら、ふぐ資金獲得への予想に励みます。

（６）この日は「Ｇ１第５７回中国地区選手権競走」準優勝戦の日。ボートレースを始めてから初のＧ１レース観戦です。これまでの観戦でボートレースの迫力に魅了されましたが、Ｇ１レースの力強さはさらに上。特に準優勝戦（１０～１２Ｒ）は２着までが翌日の優勝戦に進めることもあり、艇と艇がぶつかりあって好位を奪いあうド迫力。お互いに一歩も引かない意地とプライドの激突に圧倒されました。

（７）舟券の買い方は今まで挑戦してきた方法をフル活用。３連単のフォーメーションやボックスをレースに応じて考えました。何とか３つのレースで当てることはできましたが（９レースは２パターンで的中）、万舟券ゲットとはならず…。舟券道、甘くはないです。

（８）本日のトータル獲得資金は８４５０円！１万円には届きませんでしたが、おいしいふぐをいただくことはできそうです！ふぐ資金獲得に成功。

（９）外向発売所「ふく～る下関」。本場のレースが終了した後や本場開催日以外でも他場のレースを発売しているので、多くのファンが足を運びます。

（１０）観光客に大人気の「唐戸市場」や水族館「海響館」。このエリアにはいつも人がいっぱいです。関門海峡に面する絶好のロケーション。景色も雰囲気もとにかく素晴らしい！

（１１）昨年９月には海響館の隣に遊園地「はい！からっと横丁」も登場。さらに賑やかになりました。

（１２）唐戸市場近くにある大衆肴処「魚正本陣」でふぐ（ふく）のコースをいただくことに！てっさにふぐのからあげ、ふぐ寿司にてっちり鍋…。次から次にふぐが登場してきます。（ふくコース６０００円～）。

（１３）ふぐの本場で旬の季節にふぐ三昧というこの幸せ！ふぐは下関では「ふく」と呼びますが、まさに「福」を与えてくれる最上級のおいしさです。極上のぜいたくを味あわせてくれた、ボートレース下関に大感謝。

◇あとがき

　ボートレース下関はＪＲ長府駅の正面。徒歩５分程度と抜群のアクセスです。

　今回は今まで学んだ舟券の買い方を応用し、３連単で勝負。順位が堅いと思ったときは思い切って１つの組み合わせに１００円以上を投資、１着が堅いと予想した場合は１着固定のフォーメーション、有力艇が数艇あって読めない場合はボックス、など買い方も変えながら楽しみました。

　初のＧ１レース観戦となりましたが、過去に観戦してきたレースをしのぐ迫力に驚嘆。特に２着までが決勝に進める準優勝戦は、ターンで艇と艇がぶつかり合って順位を奪う激しさは圧巻で、さらにボートレースへの魅力を感じました。

　下関は海の幸に恵まれた、ロマンチックな港町。関門海峡を行き過ぎる船、関門橋、対岸の門司港レトロ街の風景を一望できるロケーションは「素晴らしい」の一言で、時の流れを忘れます。夜景もまた、格別です…。

　ボートレースのおかげで何とか念願の「ふぐ」をいただくことができ、下関の名所をめぐり美しい景色と出会えました。ふぐは下関では「ふく」と呼ばれますが、まさにふくをいただきたくさんの「福」をいただけました。ボートレース下関に来たからこそ経験できた、ぜいたくすぎる時間に感謝です！