チェーンオブラブ国内追い切りで上々の伸び脚 小笠師「動き良かった」米G1ブリーダーズカップ挑戦

[ 2022年10月20日 13:53 ]

米国遠征に向け美浦トレセンで併せて追い切ったチェーンオブラブ(右)=撮影・西川祐介
Photo By スポニチ

 米G1ブリーダーズカップフィリー&メアスプリント(11月5日、キーンランド、ダート1400メートル)に挑むチェーンオブラブ(牝5=小笠)が20日、輸出検疫中の美浦で追い切りを行った。

 Wコースで5F68秒9~1F11秒5で上々の伸び脚を見せた。小笠師は「前の馬(ランスルー=4歳2勝クラス)を目標にする形で折り合いもついて、動きも良かった」と納得の表情。今年前半はサウジアラビアのG3リヤドダートスプリント3着、G1ドバイゴールデンシャヒーン4着と海外で奮戦した。前走・エニフS(中京)は後方から一気差しのゴボウ抜きで地力強化をアピール。指揮官は「前走は届かないような位置から際立つ脚を使ってくれた。その後は在厩で前走の疲れも取れています。ダート路線に切り替えて徐々に力をつけて、完成に近づいている。この後は輸送もありますが、向こう(米国)では1本か2本追う予定。どんな競馬ができるか期待しています」と胸を躍らせた。

 来週25日に成田空港から出国予定。3度目の海外挑戦で大仕事の夢が膨らんでいる。

続きを表示

2022年10月20日のニュース