【鳴門・G1大渦大賞】丸野 昨年BBCトーナメントに続きG1連覇!悲願SG初奪取へ弾み

[ 2022年5月21日 05:00 ]

50グラムの純金メダルを手に鳴門G1連覇に喜ぶ丸野
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 ボートレース鳴門「G1大渦大賞開設69周年記念競走」は20日、第12Rで優勝戦が行われ、1号艇の丸野一樹(30=滋賀)が先マイして押し切り勝ち。昨年12月BBCトーナメントに続く鳴門G1連覇を達成し、通算6度目のG1優勝(通算21V)となった。寺田祥が2着、馬場貴也が3着。

 転がり込んだチャンスを確実にモノにした。予選トップ通過の毒島誠が準優敗退。同2位の森高一真も敗れた中で同3位だったが、準優を勝ち切ったことで丸野にファイナル1号艇が転がり込んできたのだ。

 「今回は1号艇だったので緊張はしました。勝ち切れてホッとしています」

 丸野にとって鳴門は、まさにパワースポット。当地BBCトーナメントで優勝。その勢いで、初出場となった直後の住之江SGグランプリでファイナルまで駒を進めた。

 「今年に入ってから、なかなか調子が出なかった5カ月でしたが、やっと思うようなレースはできるようになってきましたね」

 前回がグランプリなら、今回の次走は宮島SGオールスター(24~29日)だ。
 「自分の力で出られるSGではないのでファンに喜んでもらえるレースをしたいですね」

 鳴門で大きくパワーアップしただけに、苦手の宮島を克服していけそうだ。前回SGの3月大村クラシックで同じ滋賀支部の遠藤エミが女子初のSGウイナーに輝いた。今度は“オレの番”とばかりに悲願のSGタイトル初奪取へ挑む。

 《次走》優勝した丸野一樹、寺田祥、田村隆信、馬場貴也、上野真之介は24日からの宮島SGボートレースオールスターで瓜生正義、白井英治、菊地孝平、石野貴之、毒島誠、桐生順平、遠藤エミら強豪と優勝を争う。近江翔吾は27日からの多摩川G3企業杯で太田和美、石渡鉄兵、丸岡正典、池永太、鶴本崇文らと激突する。

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2022年5月21日のニュース