野添貴裕氏 10月27日付で引退していた、股関節難病で決断 声援に感謝

[ 2021年11月4日 05:30 ]

10月末で引退していた野添貴裕氏
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 G1・2勝などの実績で大阪支部を代表するボートレーサーの野添貴裕氏(49)が、現役を引退していたことが分かった。

 野添氏は3日に更新された自身のツイッターで「フォロアーの皆さん私事ですが、先月27日付で現役を引退いたしました。股関節の難病で痛みを堪(こら)えて走ってたのですが、これ以上無理をすると人工股関節になるとの事でしたので決断致しました。これ迄(まで)のご声援本当にありがとうございました」(原文のまま)とつぶやき、引退に至るまでの心境と、ファンへの感謝を語った。

 野添氏は91年11月、住之江で田中信一郎、太田和美らと同じ69期生としてデビュー。94年2月のとこなめでデビュー初Vを飾った。G1は99年3月のまるがめMB大賞と18年2月のびわこ近畿地区選手権で優勝している。最後のレースは10月24日の尼崎3Rだった。通算成績は6648走して1着1857回。237優出44V。生涯獲得賞金は7億5498万2213円。

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2021年11月4日のニュース