【新馬戦総括】ビジュノワール 抑え切れない手応えで中山芝マイル制す

[ 2021年9月28日 05:30 ]

<中山5R新馬戦>難なく押し切って快勝したビジュノワール(左端)=撮影・郡司 修
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 中京の芝1400メートルで勝ったヴィルチュオーズは、先行した1番人気ヴァレッタカズマを直後でマークする形。直線もこれを目標に追い出して、ゴール前できっちり差し切った。道中の運び、追っての反応ともに素質を感じさせる内容だった。ダート1400メートルのアファンはエンジンのかかりが遅かったが、残り100メートルから一気に加速。気性の幼さが改善してくれば、もっと走れそうだ。

 中山の芝1600メートル戦を制したビジュノワールは、好位から抑え切れない手応えで自然と先頭へ。そのまま押し切ったが、対戦レベルはやや低調。クラスが上がってのレースぶりに注目。ダート1800メートル戦で勝ち上がったフルオールは父ホッコータルマエ、母の父ゴールドアリュール。近親にインティと血統表に砂G1馬がズラリ。時計は平凡だったが、今後の成長力に期待したい。

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2021年9月28日のニュース