【新潟記念】トーセンスーリヤ ラスト1F11秒3、動きも気合も文句なし

[ 2021年9月2日 05:30 ]

<新潟記念>ウッドチップコースで追い切るトーセンスーリヤ(撮影・郡司 修)
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 「第57回新潟記念」(5日、新潟)の追い切りが1日行われ、サマー2000シリーズ王者を目指すトーセンスーリヤが快走した。

 函館記念Vで勢いに乗るトーセンスーリヤが美浦Wコースで単走追い。直線で軽く気合をつけると、馬体を沈ませ加速。1F11秒3と抜群の伸びで好調をアピールした。小野師は「先週は少し太いと感じたが、動かしたことでいい感じに仕上がった。動き、気合乗り共に申し分ない」と満足の表情。「暑さに弱いタイプだが、涼しい時間帯に乗って夏バテの兆候もない。唯一の不安もなくなった」と自信満々の仕上がりだ。

 前走・函館記念は好位から抜け出し2着に3馬身差の圧勝。「今までで一番強い競馬で安心して見ていられた。あれ以上の上がり目は必要ない」と師。勝てば文句なしのサマー2000シリーズ王者に。「一線級が集まる札幌記念ではなく、ここ一本に絞った。まだ伸びしろがあるし、あとは(横山)和生に任せる」。夏の主役の座を譲るつもりはない。

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2021年9月2日のニュース