【クイーンS】大野拓弥 サトノセシルで金獲る!柔道の大野将平に続く、区切りのJRA重賞通算10勝へ

[ 2021年7月30日 05:30 ]

大野拓弥(撮影・千葉茂)
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 競馬界にも“大野旋風”だ。東京五輪は柔道の大野将平が圧倒的な強さで金メダルを獲得したが、JRAジョッキーの大野拓弥(34)も今夏の函館競馬で8勝を挙げ、開催リーディング争いを演じている。今週の函館メイン「第69回クイーンS」(8月1日)ではサトノセシルで区切りのJRA重賞通算10勝を目指す。

 残り2週となった函館のリーディング争いは大混戦。11勝で首位に立った横山武をルメール、大野が3勝差で追っている。大野は夏の拠点を新潟から函館に移して2年目。4勝に甘んじた昨年とは別人のような快進撃だ。「いい馬に乗せてもらっていると実感しています。とてもありがたいこと。昨年はとにかく2、3着が多く(2着11回、3着13回)、なかなか勝ちきれなかった。今年、乗り方のバランスを微調整したこともうまくかみ合っているのかも」。五輪の“大野旋風”のような勢いを感じさせるのは、少年時代に千葉の「オリンピック乗馬クラブ」で基礎を学んだせいだろうか。ともあれ、今の鞍上の勢いが後押しすれば…。クイーンSの騎乗馬サトノセシルは2勝クラスを勝ち上がったばかりとはいえ目が離せない。

 「ハミの取り方とかに癖がある馬なので、できれば自分でレースをつくったほうがいい。(前走同様に)逃げた方がいいかも…。格上挑戦だけにロスを避けて、どこまでやれるかです」と控えめな姿勢を崩さないが、JRA重賞通算9勝のうち6勝は6番人気以下の伏兵だった。再び波乱を起こすか注目したい。

 ◇大野 拓弥(おおの・たくや)1986年(昭61)9月8日生まれ、埼玉県出身の34歳。2005年に美浦・杉浦宏昭厩舎所属でデビュー。08年からフリー。JRA重賞は14年スプリンターズS(スノードラゴン)、16年チャンピオンズC(サウンドトゥルー)を含め9勝。JRA通算1万1297戦621勝。今年はJRA40勝を挙げ、リーディング15位につける。

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