【東京新馬戦】アライバル “緩さ”ないハービンジャー産駒=G1級!走りに前向き、仕上がり早い

[ 2021年6月15日 05:30 ]

Road to 2022

好メンバーがそろう新馬戦でデビューするアライバル
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 先週の「Road to 2022」で取り上げたメリトクラシーは快勝。新種牡馬の父シルバーステートにJRA初勝利をプレゼントした。未来ある2歳馬の取材に記者の心も躍る。美浦トレセンで武本万里絵記者が気鋭の栗田徹師(43)から聞きつけたホットな2歳馬がアライバル(牡、父ハービンジャー)。鼻白大流星の目立つ風貌で調教の動きが上々。トレーナーも力の入る期待馬だ。

 栗田厩舎は今春のクラシックにおいて、牡馬はタイトルホルダーが皐月賞で2着に健闘し、ダービーで6着。牝馬はククナが桜花賞6着、オークス7着ながら、着順以上に存在感のあるレースぶりを見せた。栗田師は11年開業から10年がたつ43歳。昨年はアルクトスで交流G1南部杯を制した。気鋭トレーナーは着実に実績を積み上げており、期待の2歳馬が入厩してくるのも当然。美浦トレセンで評判の1頭が、今週の東京土曜5R芝1600メートルへの出走を予定しているアライバルだ。

 先述したククナの半弟となるハービンジャー産駒。父キングカメハメハの姉は桜花賞で最後方から追い込んだかと思えばオークスでは早めに仕掛けて先頭に立つなど、自在派の印象だが、父が替わってどうか。栗田師はこう語る。

 「ボディーも力強いし、動きもいいし、気もいい。いいタイプのハービンジャーという感じ」

 血統にも造詣が深いトレーナーはハービンジャーについて「独特の緩さがある産駒もいる」としたが「この馬にはそういうところはない。長く脚を使えるタイプ」。ハービンジャー自身が4歳のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSで11馬身差Vを飾り晩成の印象があるが、G1クラスのハービンジャー産駒は意外と仕上がりが早い。おおむね“緩さ”のない馬が出世してくる。ブラストワンピース、ペルシアンナイトといった先達がそうだ。

 さらに走りに前向き。9日の1週前追いでは、ダルムシュタット(4歳2勝クラス)を2馬身追走し、馬なりで併入した(Wコース5F68秒5~1F12秒6)。気持ちを前面に押し出す走りで、僚馬を猛追していた。「現状はなだめながらの調教」と栗田師は言うものの、この動きなら評判になるのも納得だ。

 初戦なのに馬名はアライバル(到達)。頂点までの道筋は既に見えている!?

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