【大垣・開設記念】平原 記念27V 浅井1着入線も失格で繰り上がり「少し歯切れが悪いかな」

[ 2021年3月15日 05:30 ]

<大垣>繰り上がりで27度目の記念Vを決め優勝カップと花束を手にする平原康多
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 2着で入線した平原康多(38=埼玉・87期)が繰り上がり、1月大宮以来となる通算27度目の記念Vを決めた。

 レースは浅井―柴崎―原―吉田―平原―郡司―守沢―古性―上田で周回。残り2周で郡司―守沢が動くと、単騎の古性も上昇。打鐘で吉田―平原が仕掛けて3番手は古性と郡司で並走。最終ホームで上田が勢い良くカマすとその後ろに浅井―柴崎―原が続く。平原はさばいて上田―浅井の3番手へ。最後は上田の番手から抜け出した浅井と中割りを狙った平原でゴール前勝負に持ち込まれる。外から平原に体を寄せながら浅井が1着でゴールしたが、外帯線内進入で失格。2着の平原が繰り上がった。

 「難しいレースになるとは思っていたが、風で吉田君が踏み上がらず叩かれてしまって…。上田君のスピードが良かったし、全部、行かれそうな感じがしたので張りながら出ていった」と振り返る。バックでは3番手を確保。「本当は2コーナーくらいで仕掛けなければいけなかったけど、うまくタイミングが取れなくて。ゴールした時は自分が失格かと思っていた。優勝は優勝だけど少し歯切れが悪いかな」と控えめに話した。

 1着平原、2着古性の次走は松阪のウィナーズカップ(25~28日)、3着の原は伊東F1(26~28日)。

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2021年3月15日のニュース