03年2冠馬ネオユニヴァース死す Mデムーロ追悼「あなたは私の人生を変えてくれました」

[ 2021年3月8日 20:43 ]

2003年6月、ネオユニヴァースで日本ダービーを制し、ガッツポーズのミルコ・デムーロ騎手
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 2003年に皐月賞、ダービーでクラシック2冠を達成し、同年のJRA最優秀3歳牡馬に輝いたネオユニヴァース(牡、父サンデーサイレンス)が8日午後、けい養先の北海道新ひだか町のレックススタッドで種付け中の事故により死んだ。21歳だった。

 コンビを組んだミルコ・デムーロは同日、自身のインスタグラムにダービー時の画像を投稿して追悼。「ネオユニヴァース、あなたにお会いできて私はとてもうれしかったです。あなたは間違いなく私の人生を変えてくれました。これからも変わらず心の中であなたを思っています。本当にありがとう」と感謝の思いをつづった。

 02年11月に瀬戸口勉厩舎からデビューし、翌03年にはスプリングS(1着)からコンビを組んだミルコ・デムーロと皐月賞、ダービーを制し、2冠を達成。3冠を期待された菊花賞ではザッツザプレンティの3着に敗れた。04年、宝塚記念に向けた調整中に右前脚に浅屈腱炎を発症し、秋に引退発表。戦績は重賞5勝を含む13戦7勝で、総獲得賞金6億1337万6000円。

 種牡馬としては初年度産駒のアンライバルドが09年皐月賞を、ロジユニヴァースがダービーを制し父子制覇を達成。11年にはヴィクトワールピサがデムーロを背にドバイワールドCを制した。

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