輪界レジェンド、松本勝明氏死去 93歳 前人未到の通算1341勝

[ 2021年3月8日 05:30 ]

輪界レジェンドの松本勝明氏
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 特別競輪7Vなど前人未到の通算1341勝を挙げた輪界のレジェンド・松本勝明(まつもと・かつあき)氏(日本名輪会相談役)が6日午後0時9分、悪性リンパ腫のため療養中の自宅で亡くなった。93歳。

 松本氏は1928年3月5日生まれの京都府出身。49年6月13日に選手登録。努力と精進を重ね、日本選手権競輪を54年(川崎)と55年(大阪中央)の2年連続で完全優勝。さらには全国都道府県選抜競輪を5回制覇と、計7回の特別競輪Vを数えた。81年の引退までの通算成績は3191回出走して1着1341回、2着409回、3着286回だった。

 現役引退後は日本競輪学校(現日本競輪選手養成所)名誉教諭の称号が与えられ、95年に設立された日本名輪会の会長を96年から2016年まで務め、その後は相談役に就いていた。また、ホームバンクとしていた向日町競輪場では松本氏の功績を称え「松本勝明賞」が開催されている。

 なお通夜および告別式については、故人の遺志により家族葬で執り行った。

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2021年3月8日のニュース