【水仙賞】アドマイヤハレー、期待の逸材!末脚世代上位、出世レースで成り上がる

[ 2021年2月23日 05:30 ]

注目の3歳馬紹介「Road to Classic」

アドマイヤハレー(撮影・西川祐介)
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 27日(土)の中山では1勝クラスの「水仙賞」。新進気鋭の宮田敬介師(40)が管理するアドマイヤハレー(牡、父モーリス)に注目した。

 水仙賞には東の新興厩舎から逸材アドマイヤハレーがスタンバイ。宮田師は「ここを勝ってクラシックトライアルに向かいたい」と期待を寄せる。葉牡丹賞(4着)では前残りの展開に泣いたが、強烈な末脚は間違いなく世代上位。その前走でタイム差なしだったヴィゴーレが、先週のつばき賞を快勝した。「エンジンのかかりが遅いけど前走も手前を替えてから、よく伸びていた。外回りコースに替わるのはこの馬にとっては絶対いいですね」

 気性面に課題を残すなど若駒らしくまだまだ粗削りなところがあるのも、また魅力。「少しずるい馬なのでね…。レースで真面目に能力を出し切ってくれれば、勝負になると思います」(宮田師)。師は昨年3月開業。ノーザンファーム勤務を経て、06年トレセン入り。牧場時代はデビュー前のディープインパクトにまたがり、調教助手として最後を過ごした国枝厩舎ではアーモンドアイの3冠戦を経験したエリートだ。美浦の次代を担う指揮官で、師匠の国枝師が「総合的に素晴らしいホースマン。活躍が楽しみ」と太鼓判を押すほど。

 古くはミホシンザンなどが勝ち上がった伝統の出世レース。アドマイヤハレーがすい星のごとくクラシック戦線へと躍り出る。

 ▽水仙賞 春の中山で行われる3歳1勝クラスの特別競走。01年以降は芝2200メートルで定着している。81年1着ミナガワマンナは菊花賞制覇。85年1着ミホシンザンは皐月賞、菊花賞の2冠制覇。96年1着ローゼンカバリーはクラシック勝ちはないが、セントライト記念など重賞4勝。13年1着ヒラボクディープは青葉賞、19年3着リオンリオンは青葉賞とセントライト記念を制した。

 《父モーリス、第1世代から31勝の活躍》アドマイヤハレーの父モーリスは北海道日高町の戸川牧場生産。現役時は18戦11勝、G1・6勝を含め重賞7勝。4歳時の15年に安田記念、マイルCS、香港マイルとG1・3勝を挙げ、JRA賞年度代表馬。16年の香港カップ優勝を最後に引退し、社台スタリオンステーションで種牡馬入り。現3歳が初世代。昨年の2歳種牡馬リーディングは勝ち馬29頭(計31勝)でディープインパクト、ドゥラメンテに次ぐ3位と第1世代から活躍。今年1月のシンザン記念を制したピクシーナイトが同産駒初のJRA重賞勝ちとなった。

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