【阪神C】18年2歳女王ファンタジー 1年3カ月ぶり復活V!東西重賞で“ダノン”輝いた

[ 2020年12月27日 05:30 ]

阪神Cを制したダノンファンタジー(左)(撮影・亀井 直樹)
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 「第15回阪神カップ」が26日、阪神競馬場で行われ、2年前の2歳女王ダノンファンタジーが復活V。昨年のローズS以来1年3カ月ぶり重賞5勝目を挙げ、阪神開催の重賞は4勝目となった。2着にも牝馬のマルターズディオサが入り、“牝馬の年”を象徴する結果に。断然の1番人気インディチャンプは3着に敗れた。

 中山のホープフルSに続き、西の重賞でも“ダノン”の勝負服が先頭で駆け抜けた。好位の内で流れに乗ったダノンファンタジーが直線で抜け出し、後続を完封。初コンビだった藤岡佑は「ヨッシャー!!」と喜びながら引き揚げてきた。「チャンスはあると思っていたし、しっかり結果を出せて良かったです」と笑顔。

 ホープフルSを制した同期・川田からの乗り替わりで見事V。「(川田)将雅からも、しっかり説明を受けていた。状態も良く、自信を持って臨めましたね。道中のリズムも良くて(前が)空けば伸びると思っていた」と振り返った。

 中内田厩舎は先週の朝日杯FSを制したグレナディアガーズに続き、阪神で重賞連勝。中内田師は「前走後はここと決めていたし、これで選択肢も広がった」。復活した2年前の2歳女王。21年は再び、大舞台で輝きを放つ。

 ◆ダノンファンタジー 父ディープインパクト、母ライフフォーセール(母の父ノットフォーセール)16年1月30日生まれ 牝4歳 栗東・中内田厩舎所属 馬主・ダノックス 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績13戦6勝(重賞5勝) 総獲得賞金3億2035万7000円 馬名の由来は冠名+幻想。

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2020年12月27日のニュース