【ホープフルS】ランドオブリバティ、父ディープ思わす切れる脚 鹿戸師「体がしっかりしてきた」

[ 2020年12月24日 05:30 ]

コスモスケアヘッド(右端)と併せ追い切るランドオブリバティ(撮影・郡司 修)
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 これぞディープインパクト産駒。2戦2勝ランドオブリバティが追い切りで見せた抜群の切れ味は父を想起させた。Wコースでのコスモスケアヘッド(2歳未勝利)との併せ馬は3馬身追走でスタート。直線を向いても僚馬には並びかけず、ゴール板直前で三浦がゴーサインを出すと一瞬で併入に持ち込んだ。

 先週にびっしり追ったため全体時計は5F71秒7も、ラスト1Fは12秒3と末脚が光った。見守った鹿戸師は「緩かった体がしっかりしてきた。調教の感じからは馬群の中でもどこからでも競馬ができる」とうなずく。2連勝はともに先行策も、この父譲りの末脚があれば自由自在に立ち回れる。「自分で競馬をつくっていい内容で勝ってきた。相手は強くなるけどある程度のレースはしてくれるはず」。18年フィリーズレビューVのリバティハイツを半姉に持つ良血馬が、無傷のまま2歳の頂点に立つか。

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2020年12月24日のニュース