【新馬戦総括】剛脚披露エリザベスタワー、伸びしろ十分エルカスティージョがA評価

[ 2020年12月22日 05:30 ]

 A評価は阪神で勝ち上がった2頭。土曜のエリザベスタワーはラストの伸びが強烈だった。前半5F通過62秒5のスローペースだったが、後方から上がり3F33秒6の末脚で差し切った。キングマン産駒の英国産(外)。父はマイルG1・4勝、母ターフドンナも独オークスを制しており、ワールドワイドな血統も魅力だ。鞍上の武豊も「凄く乗り味がいいし、楽しみ」と評価した。来春は同じ舞台の桜花賞に出走しているかもしれない。

 日曜の牝馬限定戦を制したエルカスティージョも好素材。行きたい馬を先に行かせ、好位のインで流れに乗った。最後は危なげなく抜け出して快勝。母系からはトールポピー、アヴェンチュラなど牝馬G1馬が出ており血統的にも伸びしろは十分ありそうだ。

続きを表示

2020年12月22日のニュース