【佐世保・開設記念】吉田 記念初優勝!来年へ抱負「次は自力で獲りたい」

[ 2020年12月21日 05:30 ]

佐世保記念の優勝トロフィーを手にする吉田
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 吉田拓矢(25=茨城・107期)が最終4角3番手から鋭く伸びて優勝。吉田は、うれしい記念初優勝となった。

 レースは、けん制の後に、笠松が出て村上―山口―笠松―山崎―小川―新山―須永―吉田―神山で周回。赤板で吉田―神山で上昇すると、その上を新山―須永で叩き打鐘から先行態勢。最終2角5番から村上が捲るも不発。8番手から大外を踏み込んだ山崎は、最終2Cで神山のブロックを受け落車し、接触した山口も落車。直線3番手から鋭く伸びた吉田が新山を捉え1着。3着入線の神山は押し上げ失格となり、須永が繰り上がった。

 関東のホープがようやく記念優勝を果たした。想定外だったという後ろ攻めにも、冷静に対応した。「とりあえず前に出てから考えようと思った。新山さんが来たので、あそこは3番手を確保した」と絶好のポジションをキープ。最後は同期の新山を3/4車身捉えた。

 これで仕事納めの吉田。「納得のいく形の勝利ではないので、次は自力で記念を獲れるように。また、G1戦線でも決勝に乗っていい勝負がしたい」と来年の抱負を語った。

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2020年12月21日のニュース