【朝日杯FS】チュウワウィザードに続け!大久保厩舎ショックアクション 戸崎とコンビでG1獲り目指す

[ 2020年12月16日 05:30 ]

<朝日杯FS>坂路で調整するショックアクション(撮影・亀井 直樹)
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 大久保厩舎にとってアサクサキングス、ダノンシャークに続く待望の中央G1ウイナーが誕生した。先々週チャンピオンズCでチュウワウィザードが快勝。既に勝ち鞍があった交流G1に加え、新たな勲章を手にした。

 今週、朝日杯FSに起用するショックアクションもチュウワウィザードと同じく戸崎とのコンビ。新潟2歳S勝ちから3カ月半ほど間が空いているが順調に乗り込みを重ねてきた。先週は戸崎が栗東に駆けつけてCWコース併走。6F82秒7~1F12秒2と直線、鋭く伸びてチュウワノキセキ(3歳2勝クラス)に2馬身先着した。「先週は併せ馬で、いい動き。状態はいい」と大久保師だ。戸崎は好位からメンバー最速の上がり(3F34秒1)で抜け出した新潟2歳Sを振り返って「先頭に立っても遊ばず上手に走れていた」とレースセンスを評価。厩舎の先輩に続くG1獲りを目指す。

 ◆大久保 龍志(おおくぼ・りゅうじ)1966年(昭41)1月6日生まれ、北海道出身の54歳。父・正陽氏も元トレーナーで94年3冠馬ナリタブライアンを手がけた。父の厩舎で助手を務め、01年に調教師免許を取得。03年に開業した。JRA通算495勝、うち重賞21勝、G1はアサクサキングス、ダノンシャーク、チュウワウィザードで3勝。

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2020年12月16日のニュース