【阪神JF】“0・1%希少価値”ソダシが歴史を塗り替える

[ 2020年12月10日 05:30 ]

角馬場の運動中に振り返ってカメラを見るソダシ
Photo By 提供写真

 阪神ジュベナイルフィリーズに出走予定のメイケイエール(武英)も“シラユキヒメ一族”。曽祖母がソダシの祖母と同じシラユキヒメなのだ。いわばソダシは母のいとこになる。毛色こそ違えど、同族で無敗対決を迎えるのも何かの縁だ。この縁の発端になっているシラユキヒメはサンデーサイレンス産駒ながら突然変異で白毛となった。白毛馬が生まれる確率は、1万頭から2万頭に1頭という確率と言われている。

 現在、JRA競走馬登録数は8188頭。そのうち白毛馬は8頭と0・1%しかいない。そんな中で無敗でG1にまで挑むところまできたソダシの希少価値はかなりのもの。白毛馬にとっては叔母にあたるユキチャンの08年秋華賞(17着)以来となるG1参戦。歴史を塗り替える勝利を目指す。

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2020年12月10日のニュース