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【東スポ杯2歳S】ダノンザキッド“コントレイルの道”出世舞台で無敗3冠馬に続く制覇!

[ 2020年11月24日 05:30 ]

20年の東スポ杯2歳Sを制した川田騎乗のダノンザキッド(右)
Photo By スポニチ

 来年のクラシック路線につながる出世レース「第25回東京スポーツ杯2歳S」(G3)が23日、東京11Rで行われた。1番人気のダノンザキッド(牡2=安田隆、父ジャスタウェイ)が、好位追走から余裕たっぷりに抜け出して完勝。昨年の覇者で無敗の3冠馬コントレイル同様、次走はホープフルS(12月26日、中山)へ向かう。

 今年もクラシックの有力候補が、出世舞台で堂々たるレースを見せつけた。単勝1・7倍の圧倒的1番人気に推されたダノンザキッドが、3番手から抜け出して完勝。勝ち時計こそ1分47秒5と、昨年コントレイルがマークしたレコードタイムからは3秒遅いが、ゴール前は余裕十分。520キロの馬体重だけでなく、大物感を感じさせる勝ちっぷりだった。

 6月の新馬戦で2着に負かした相手(ワンダフルタウン)が、その後にレコード勝ちしたことから注目されていたダノンザキッド。5カ月ぶりとなる実戦はプラス24キロでの出走となった。初コンビとなった川田は「体が増えていたし、テンションも高かった。どういうレースができるか気をつけて臨んだ」と振り返った。

 ゲートが開いたら、その不安は一掃された。好スタートを切って好位を確保。直線でゴーサインを出すとしっかり反応した。「前半は力みながらも、よく我慢してくれた。リズムに乗ってからも、いい内容で直線は追えた。調教で時計は出るが、乗り味が素晴らしいというわけではないし、まだ課題ばかり。これから先、この馬らしい成長をしてコントレイルのような馬になることを期待している」と川田。昨年の覇者が描いたような成長曲線を期待していた。

 安田隆師が思い描く青写真も同じだ。「次はホープフルSを使いたい。それを目標に置いていた」と明言。大幅増の馬体重について「どうしようかと…。輸送で減らなかった。以前に比べてカイ食いが良くなったのもある。まだ完成されてないけど、思うような競馬はできた。さらなる飛躍を期待したい」と、“想定外”の成長をした愛馬に目を細めた。同師はロードカナロア、トランセンドなどでG1・11勝を挙げているが、まだクラシックには縁がない。過去10年の勝ち馬のうち、3頭が後にダービーを勝った出世レースを制覇。悲願成就へ向け視界は良好だ。

 ◆ダノンザキッド 父ジャスタウェイ 母エピックラヴ(母の父ダンシリ)18年1月29日生まれ 牡2歳 栗東・安田隆厩舎所属 馬主・㈱ダノックス 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績2戦2勝 総獲得賞金4035万円。馬名の由来は冠名+人名愛称。

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2020年11月24日のニュース