【ジャパンC】グローリーヴェイズ“3強打破”に闘志!初東京は好舞台「この馬に合う」

[ 2020年11月24日 05:30 ]

<ジャパンC>ひそかに闘志を燃やすグローリーヴェイズ
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 関東牡馬陣の大将格グローリーヴェイズが“3強打破”にひそかに闘志を燃やす。秋初戦の京都大賞典は58キロを克服してG1馬キセキを封じて快勝。6月宝塚記念(17着)からV字回復して、昨年12月の香港ヴァーズを制した底力をアピールした。その後は放牧を挟んで、JCに備えた。18日の1週前追いはWコースでしっかり負荷をかけ、パートナーに2馬身先着した。尾関師は「前走時と比べても体の使い方や気持ちの入り方が違ってきた感じ。現状でもいいが、さらにレース当週に上げていければと思う」と目を細める。

 5歳秋、通算13戦目にして意外にも東京コースは初参戦になる。同師は「お三方(3冠馬3頭)が東京ではしっかりした結果を残しているので…。実戦で一度も使っていないのは唯一のウイークポイントになるかもしれないけど、東京2400メートルのコース形態自体はこの馬に合うと思う。左回り自体は新潟や中京でも好走しているので」と初参戦の府中制圧に燃える。

 芝2400メートルはラッキーライラックやディアドラを寄せつけなかった昨年香港ヴァーズの白星を含め、4戦3勝のベスト距離。指揮官は「ジョッキー(川田)も京都大賞典の感じで乗ってくれればいいと思う。体調の良さを生かせれば」と悲願の国内G1初制覇を見据える。ラストランを迎える同じ勝負服の同期アーモンドアイとは、最初で最後の夢に見た対戦。磨き抜いた力で“3強打破”の大仕事をもくろんでいる。

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2020年11月24日のニュース