【ジャパンC1週前追い】アーモンドアイ、Wコースで軽快 ルメール好感触「疲れ全然感じない」

[ 2020年11月21日 05:30 ]

ルメール騎乗のアーモンドアイ(右)はボスジラと併せて追い切る(撮影・西川祐介)
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 「第40回ジャパンC」(29日、東京)でラストランを迎える芝G1・8勝馬アーモンドアイ(牝5=国枝)が20日、ルメールを背に美浦Wコースで1週前追い切りを行った。18日に帰厩してから初時計。ボスジラ(4歳オープン)を前に見ながら折り合い重視の内容で5F67秒4~1F12秒4。馬なりのまま、僚馬の1馬身後ろでゴール板を駆け抜けた。

 レース前日に美浦へと駆けつけたルメールは「今日は軽めの追い切りでストレッチ。この中間、一番大事なのはリラックスすること。テンションは上がっていなかった。疲れも全然感じない」と好感触を伝えた。2400メートル戦は2年前のジャパンC以来。ルメールは「めちゃくちゃ強いから大丈夫」。国枝師も「長い距離を走るので落ち着いて走れるかがポイントだったが、時計的にも気持ち的にも問題ない」と不安を一蹴した。

 後輩3冠馬コントレイル、デアリングタクトとの夢の対決で注目の一戦。鞍上は「3歳馬相手に強さを見せたい。(2頭は)まだ負けていないからリスペクトしている。だけど、アーモンドアイは誰が相手でもノーフィアー(恐れなし)。2年前は凄いレコードで勝っているし絶対にいい競馬ができる」と自信を隠さない。25日の最終追い切りにも騎乗する予定。「天皇賞は休み明けだったしジャパンCでは100%のコンディションになるはず。楽しみにしています」。史上初の8冠馬が伝説の最終章へ、いよいよ本格始動した。

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2020年11月21日のニュース