【大井・ハイセイコー記念】アランバローズ 重賞V2!デビューから無傷4連勝

[ 2020年11月18日 05:30 ]

<ハイセイコー記念>重賞を連勝したアランバローズ(※TCK提供写真)
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 2歳重賞「第53回ハイセイコー記念」(S1)が17日、大井競馬場で行われた。3番人気のアランバローズが4角先頭から、そのまま押し切り優勝。デビューから無傷の4連勝で重賞連覇を成し遂げた。同馬には「第71回全日本2歳優駿」(G1、12月16日、川崎)への優先出走権が与えられた。

 今後に向けて価値ある1勝だった。戦前から言われていた距離不安に加え、大外枠も克服してのもの。「課題が多かったので、やってみないと分からなかった」という林正人師の言葉は本音だろう。好スタートから先行態勢に入ったが、内のジョーロノも譲らない。左海は手綱をグッと抑えて2番手に。向正面でスッとハミが抜けたのが大きかった。「後はリズムを壊さないように走らせるだけだった。うまく立ち回ってくれた。この経験を次から生かせる」と1馬身半差のV以上に左海は手応えを感じ取った。

 今後は「権利を獲ったG1を含めオーナーと相談して決めたい」(林正人師)としたが、陣営に大きな夢が一気に広がったのは間違いない。

 ◆アランバローズ 父ヘニーヒューズ 母カサロサーダ(母の父ステイゴールド) 牡2歳 船橋・林正人厩舎 馬主・猪熊広次氏 生産者・北海道新冠町の大狩部牧場 戦績4戦4勝 総獲得賞金3940万円。

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2020年11月18日のニュース