【スプリンターズS】ダイアトニック テン乗り名人・横典が導く!当日初コンタクトも「素直に楽しみ」

[ 2020年10月2日 05:30 ]

<スプリンターズS>厩舎周りで運動を行うダイアトニック(撮影・亀井 直樹)
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 秋のG1開幕戦「第54回スプリンターズS」(4日、中山)はスプリントG1史上最大の逆襲劇をもくろむダイアトニック(牡5=安田隆)に注目。初コンビを組む横山典弘(52)に話を聞いた。同レースの枠順は2日に決まる。

 16頭中9頭が前走から鞍上をチェンジ。07年アストンマーチャンを最後に乗り替わりの馬は勝っていないが、データを無視してでも注目したいコンビがいる。ダイアトニック×横山典だ。ただの乗り替わりではなくテン乗り。調教騎乗もなく、レース当日が初コンタクトとなる。これまで敵として戦う中で“いつかこの馬に乗りたい”と感じていたという名手の心中は。

 「実績を見ても何も言うことがない馬。こういう素晴らしい馬に乗りたいと思うことはジョッキーとして普通のこと。今回こうしてオファーをもらって本当にありがたいし、素直にレースを楽しみにしているよ」。

 G1通算26勝。うち5勝をテン乗りで挙げている。上位人気に応えたセイウンスカイ(98年皐月賞)、ゴールドシップ(14年宝塚記念)。若駒を手の内に入れたスティンガー(98年阪神3歳牝馬S)、メジロベイリー(00年朝日杯3歳S)。大逃げで観衆を驚かせたイングランディーレ(04年天皇賞・春)。全て鮮烈な勝利だった。

 「ダイアトニックはこれまでのレースでいいところをいくつも見せてくれている。厩舎の方から話も聞いているし初騎乗でも情報はたくさんある。あとはやることはいつもと同じ。競馬で一生懸命乗るだけ」。テン乗りの不安は微塵(みじん)も感じさせない。

 安田隆厩舎にとって、横山典起用は勝負のタクト。近10年で45回タッグを組んで13勝と驚異の勝率28・9%をマークしている。先月13日にはトロワゼトワルで京成杯AH連覇を達成したばかりだ。

 「安田先生と厩舎スタッフはスペシャリストだからもちろん信頼している。いい状態でレースに出してもらって、自分も全力で乗る。それでどういった結果になるか」

 前哨戦のキーンランドCは泥んこ馬場に最内枠と悪条件が重なり、勝ち馬から2秒3も離されてゴール。スプリントG1で、前走2秒以上の大敗から巻き返して優勝した馬はいない。東の名手のステッキが、史上最大の逆襲劇への起爆剤になるか。

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