【セントウルS】カナロア産駒ダノンスマッシュV!皇成と“人馬一体”いざスプリンターズSへ

[ 2020年9月14日 05:30 ]

セントウルSを制したダノンスマッシュ(右)(撮影・椎名 航)
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 地力が違うと言わんばかりの貫禄Vだ。ラスト1Fで力強く抜け出したダノンスマッシュが1頭になっても気を抜くことなく加速。最後は追い上げたメイショウグロッケに1馬身のリードを保って重賞6勝目のゴールを駆け抜けた。前走・安田記念(8着)に続き、コンビ2戦目で勝利に導いた三浦が笑顔で振り返る。

 「難しい馬場だなと思ったけど、いろいろ考えるよりゲートを出てから考えようと思いました。またがったら状態の良さが伝わってきたんです。馬を信じて乗りました」

 開幕週の芝で不利に映る8枠16番でもロスを最小限に抑えた。スタートを決め、ジワッと内に入りながら4番手へ。セイウンコウセイが雨上がりの良馬場で前半3F33秒0を刻む速い流れでピッタリ脚をためる。「位置を取った瞬間、早め先頭の競馬を考えました」。手応え良く直線に向くと思い描いた通りのタイミングで前へ。鞍上のリードに相棒が応える、まさに人馬一体の走り。三浦が続ける。

 「センスが良くて学習能力が高いんです。春に千四、千六を経験したことが道中のゆとりにつながっているんだと思います」

 昨年、初の全国リーディングに輝いた安田隆師は直後の京成杯AHも勝って初の東西重賞ジャックを達成。中山で報道陣に囲まれ「完璧なレースで前哨戦としては文句なし」と喜びを伝えてから「これで胸を張って本番に向かえますね」と表情を引き締めた。厩舎の先輩でもある父ロードカナロアの背中を追いかけ、同じく5歳同産駒の僚馬ダイアトニックとともに父子制覇を目指してスプリンターズSに参戦。8度目のチャレンジでG1奪取へ。昨年1番人気3着に敗れた秋のスプリント頂上決戦は、この1年の成長を示す舞台になる。

 ◆ダノンスマッシュ 父ロードカナロア 母スピニングワイルドキャット(母の父ハードスパン)牡5歳 栗東・安田隆厩舎所属 馬主・ダノックス 生産者・北海道新ひだか町ケイアイファーム 戦績20戦9勝(中央19戦9勝) 総獲得賞金3億9755万9000円。

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