【関屋記念】プロディガルサン、リフレッシュ追い 国枝厩舎連覇へ好調・丸山に託した

[ 2020年8月14日 05:30 ]

坂路で追い切るプロディガルサン(撮影・郡司 修)
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「第55回関屋記念」の木曜追いでは7歳馬プロディガルサンが元気いっぱいの動きを披露。念願の重賞初制覇を狙う。

 長いトンネルの出口がようやく見えてきた。プロディガルサンは昨年5月の谷川岳S2着を最後に、10戦連続して馬券に絡んでいない。だがここ2戦は連続4着。前走・関越Sでは、デビュー32戦目にして初めて逃げる作戦に出て、新境地を開いた。国枝師は「前走はよく我慢していた。今回も行く馬がいなければ、行かせてもいい」と積極策をにおわせた。

 兄にリアルスティール、妹にラヴズオンリーユーと、きょうだいに2頭のG1馬がいる良血馬も既に7歳。師は「元々、期待していた馬だが、途中でやめちゃうところがある」と、もどかしそう。“放蕩(ほうとう)息子”の馬名を体現するかのような最近の戦績。陣営は眠れる素質を目覚めさせるべく、さまざまな手を打ってきた。今回はデビュー以来初となる中1週での参戦。さらに最終追いも木曜に敢行。朝5時半に坂路入り。単走馬なりで4F54秒3~1F13秒0。「涼しいうちに、オーバーワークにならないようにやった」。前走の疲れや、夏バテを感じさせない動きだった。

 厩舎にとっては連覇の懸かる関屋記念。昨年はミッキーグローリーが1番人気に応えて快勝。ゴール前の鬼脚は、大舞台での活躍を予感させる切れ味だった。だがその僚馬はレース後、右前脚の屈腱炎を発症。結果的に引退レースとなった。「グローリーはG1を勝てる馬だった。体つきはプロディガルサンの方がいいくらい。グローリーのように“勝とう”というメンタルがあれば…。そこが問題。ジョッキーも勢いがあるし、期待したい」と師。鞍上にはテン乗りとなる丸山を起用。先週のレパードSをケンシンコウで逃げ切った男に、覚醒役を託した。

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