【マリーンS】2番人気のG1馬タイムフライヤーが復活V ルメールは自己最速JRA年間100勝到達

[ 2020年7月12日 16:47 ]

<函館11RマリーンS>ゴール前の直線で他馬を一気に抜き去り快勝したタイムフライヤー(左)(撮影・千葉 茂)
Photo By スポニチ

 函館11R・マリーンS(3歳上オープン=ダート1700メートル)は中団から4コーナー手前で動いた2番人気タイムフライヤー(牡5=松田)が直線で突き抜けて楽勝。2歳時の17年12月28日のホープフルS以来、927日ぶり&約2年7カ月ぶりの復活白星を飾った。騎乗したルメールは18年(7月29日)を上回る自身最速の6年連続JRA年間100勝(史上最速は05年武豊の5月29日)に到達した。

 レース後、騎手仲間から祝福を受けたルメールは「100勝は最近は(次開催の)札幌ですけど、春からの調子も良くて早く達成できてうれしい。まだ6カ月ぐらいあるので、いい競馬をして新記録をつくりたい」と笑顔がこぼれた。復活した愛馬について「これまでのレースを観察すると1700メートルは少し長いと思ったので、ミドルポジションからリラックスさせて走らせた。最後の反応も良かったし、強かった。クラスが違う勝ち方だった」とG1馬の底力を称えた。

 次走はエルムS(8月9日、札幌)。引き続きルメール騎乗で重賞2勝目に挑む。松田師は「コントロールが難しい馬ですが、きっちりとした競馬をしてくれた。次もルメール騎手でいけるので楽しみ」と鞍上を称え、再進撃を見据えた。

続きを表示

2020年7月12日のニュース