【青森国際自転車トラック競技支援】隅田 G3初V!A級陥落前に競輪祭出場権ゲット

[ 2020年6月15日 05:30 ]

<青森>国際自動車トラック競技支援競輪を制し、トロフィーを手に喜ぶ隅田
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 S級初の決勝戦に挑んだ隅田洋介(107期)がG3初優勝を飾った。

 レースは蒔田―山賀―渡辺―鈴木―朝倉―長島―隅田―伊早坂―山下で周回。残り2周から伊早坂―山下が上昇すると鈴木―朝倉が蒔田を斬り前へ。打鐘前から伊早坂―山下が駆けると鈴木―朝倉―蒔田―山賀―渡辺―長島―隅田で続く。

 最終H前から蒔田が巻き返すが伊早坂も全開で踏んで蒔田は不発。最終2角から長島―隅田がまくると3番手の鈴木―朝倉も合わせてまくる。最終4角から鈴木―朝倉と外の長島―隅田で直線勝負になり隅田が外を伸びて優勝。2着鈴木。

 隅田は「長島君に全部任せていた。長島君とは一緒に練習もするし強さも知っている。今回も二次予選で連係していたし長島君を信頼していた」と前を任せた長島の頑張りに感謝した。

 隅田は15年7月にプロデビュー。「先行にこだわって戦っていたが(ここ最近は)勝ちにこだわるレースも増えてきた」と対戦相手次第で戦法に幅を持たせてきている。そんな中で、今回はS級初めての決勝戦に進出。そして“一発ツモ”でG3優勝を飾るという勝負強さも持っている。

 この優勝でG1競輪祭(11月小倉)の出場権利を獲得したが、来期(7~12月)はA級に陥落する。「せっかくG1の出場権利を手に入れたから、7月からは(3場所連続完全優勝で)特別昇級できるように頑張ります」と競輪祭出場という目標に向けて一戦一戦に全力投球する。

 優勝した隅田洋介と2着の鈴木庸之は、次走19~21日の川崎F1、3着の長島大介は27~30日の取手記念に出走予定。

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2020年6月15日のニュース